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清田区の共産党と後援会は１０日午後、区内北野のラルズ前で街頭宣伝をおこない、重大な局面にある教育基本法の改悪を許さず廃案に追い込もうと、買い物客らに呼びかけました。
折からの激しい雪をついて１３人が参加。日本共産党清田区後援会の村岡忠義会長が、母親運動の地域のリーダーとして２０年、子どもの幸わせと住民の生活をまもるためにがんばってきた吉岡ひろ子党清田区市政相談室長（札幌市議選予定候補）を紹介、「前回失った清田区の市議の議席をなんとしても回復するために、みなさんのご支援を」と訴えました。
吉岡ひろ子さんは、教育への国の支配・介入をつよめるなど憲法に反する教育基本法改定案の問題点を指摘。いじめを苦にして自殺した滝川市の女子児童が修学旅行先でも仲間はずれにされていたことなどにふれ、教育基本法改悪で競争教育がますます強まり、いじめなどの問題解決に逆行するとのべ、「子どものすこやかな生長と日本の平和を望むすべての人たちが手を結び、改悪法案を廃案にさせよう」と力強く呼びかけました。
清田区の党と後援会は前日の９日午後も、吉岡ひろ子さんを先頭に１２人が参加して平岡東急前、真栄東急前の２カ所で教育基本法改悪反対の街頭宣伝をおこないました。
清田区革新懇は９日昼、真栄の西友前で街頭宣伝をおこない、政府与党が国会の会期内成立を強行しようとしている教育基本法改悪法案に反対しようと、ハンドマイクとビラで道行く人々に訴えました。
これには年金者組合や新婦人、共産党支部などから９人が参加。村岡忠義年金者組合清田区支部書記長らが次々にマイクをとり、改定法案の問題点などを訴え、全国で広がる反対運動に合流し廃案に追い込もうと呼びかけました。
寒いなか、立ち止まって聞き入る人、ビラを受けとる人などの姿がありました。
「清田区新聞」06年12月24日付より
