ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

金まみれの政治

娘の看病のため、台湾にきて4週間になりますが、昨日の最高気温は31度、最低でも23度あり奇妙な感覚です。夜は、小学1年の孫に本の読み聞かせをしています。最近は3冊セットの児童文学「エルマーの冒険」を読んでいます。とても長いのですが、私にとっても声だしの練習にもなり、一石二鳥です。

娘の病状は順調に推移し、私は予定通り13日に札幌に帰る予定。

日本では今、政治資金パーティー券裏金問題で、自民党に対して国民の怒りが沸き起こっています。しかし、岸田首相はじめ閣僚も、まともに説明責任を感じていないところに国民感情との大きな隔たりがあります。

政治資金パーティーの還流金1000万円超を政治資金報告書に記載していないとして疑惑がもたれている松野宣房長官は、いっさい説明しようとせず、12日に不信任決議案が提出されましたが、衆議院本会議で自民、公明の反対によって否決されました。

官房長官といえば政権の中枢中の中枢であり、スポークスマンでもあります。こんな無責任なことが許されていいはずがありません。

派閥の政治資金パーティー問題は、議員個人でも、一部の派閥の問題でもなく、金まみれに反省もない自民党政権をこのまま続けることは、日本の政治の恥ではないでしょうか。

(2023年12月12日 記 家族の看病のため台湾にて)

「清田区新聞」2023年12月17日付より

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