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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

ちょっと待て! 敬老健康パス?!

年末を前に、高齢者に冷たい風が吹いています。

今までは申し込むチャージ額によって、1万円なら個人の負担金は千円、上限の7万円では1万7千円と決まっていましたが、札幌市が11月に公表した「敬老健康パス制度」素案は、年間上限が7万円から2万円に引き下げられました。

おまけに制度を使うためには「健康ポイント」を貯めなければなりません。

札幌市は「自己負担はありません」と宣伝をしていますが、アプリのダウンロード、スマホ教室への参加、通院に往復を歩行する、歩いて買い物に行く、介護予防活動に参加するなどでポイントを貯めて、例えば2万点を超えて初めて2万円分交通費として使うことができます。

札幌市はこれを「多くの市民が楽しみながら健康になれる制度へ」と言いますが、健康ポイントを獲得しなければ、使える金額はO円、上限が2万に下がるわで、楽しむどころかストレスが増えそうです。

市民からは、「7万から2万円に引き下げるな」「乗車証と健康ポイントをセットにするな」の声が上がっています。

札幌では白石区を皮切りに、「敬老健康パス」の意見交換会が始まります。コールセンターに意見を言えます。

札幌市に声を届けて、高齢者いじめをやめさせましょう。

(2023年12月19日 記)

「清田区新聞」2023年12月24日付より

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