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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

胆振東部地震から5年

9月6日に、胆振東部地震から5年目の宣伝を里塚の旧道沿いで行いました。里塚中央町内会館からは老人クラブでしょうか、にぎやかな声が聞こえてきます。

今年は今月5日に集中豪雨があり、アシリベツ川(厚別川)の河川敷には川水があふれ出し、里塚の一部で土砂崩れが起き、今日また、5日に崩れた里塚緑が丘で陥没がありました。冠水した市道に平行して、約3m×9m、深さ2mの穴が歩道にできましたが、住宅地でなかったことがせめてもの救いです。夜、現地に行くと、雨の中数人の人影と工事車両が数台駐車し、灯りがこうこうと照らされ、歩道は通行止めになっていました。

胆振東部地震後に、再度調査をして市内で確認された大規模盛土造成地183か所は、数か所づつ調査をして、問題があれば対策工事をするようになっています。

また、液状化した清田、美しが丘地域などは、地下水位を3m以下に下げて、液状化にならない対策工事がほぼ終了しています。

地震に加え、気候変動のもとで、夏の酷暑や豪雨、冬は大雪など、私たちにとって災害はより身近なものになっています。

災害に強いまちづくりと、困ったときに助け合える社会を。被災者生活支援制度は300万円から500万円に。

(2023年9月12日 記)

「清田区新聞」2023年9月17日付より

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