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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

5月

次の議会の質問作りに頭を悩ます日々、連休中は花畑の小道作りに精を出しました。

3回に分けてレンガを買いに行き、作業も3日間に分けました。うっすらとにじむ汗も快く、小道を作るために植え替えた花たちが、新しい場所で元気に根付いてくれることを願いながら作業をしていると、なんだかうれしくなってきました。

その連休は、オリンピックのマラソンのテスト大会が札幌で行われた5日からコロナ感染が急拡大し、9日の新規感染者は327人でした。東京の人口に換算するとおおよそ2300人ですから、札幌の深刻ぶりが想像できます。

共産党がこの1年あまり訴え続けた「抜本的なPCR検査」は遅々として進まず、ワクチン接種は、「65歳以上の高齢者」には優先接種と当初言われましたが、「70歳」、「75歳」になり、いまだにめどがたちません。

内閣官房参与の高橋洋一氏は、日本の感染状況を「この程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイートする。

国会では、野党のオリンピック中止の質問に対し菅首相は、呪文のように同じ回答を繰り返すだけ。

国民の命を、経済やオリンピックより軽んじて平気な菅政権の本性を露呈しました。

一方で、宇都宮健児さんが呼びかけた「オリンピック中止」署名に注目が集まっています。最後まであきらめない。

(5月11日 記)

「清田区新聞」21年5月16日付より

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