「憲法変えるな!」
戦争をさせない北海道委員会が行動
「安倍は退場」の声、さらに大きく響かせよう
デモの先頭に立つはたやま前衆院議員(左端)=19日、札幌駅前通
19日、戦争をさせない北海道委員会は、「憲法改悪は許さない! 総がかり行動」を大通公園で行いました。
会場の参加者は、「9条守れ」「憲法変えるな」などのプラカードを掲げながら、集会での発言・訴えに大きな拍手で応えていました。
戦争させない北海道委員会の北星大学・岩本一郎教授が「日本の防衛費は5.2兆。対して教育費は5.8兆。防衛費の伸びは大きく、教育予算を追い越そうとしている。安倍政権は陸上配備型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』を配備しようとしている。地元でも搭載レーダーの電磁波が人体に影響を与えると反対運動か起こっているが、国会議員が質問をしても防衛省は隠蔽体質、秘密主義になっている。機密保護法が壁になっている」と訴えました。
参加者は「隠ぺい・改ざん・ねつ造・セク ハラ政権はいますぐ退陣」の横断幕を掲げ、「憲法変えるな!」などのコールを街に響かせながらデモ行進を行いました。
日本共産党のはたやま和也前衆院議員がデモの先頭に立ちました。
フクシマを忘れない
党委員会がメモリアル宣伝
アピールする党員、後援会員とマイクで訴える吉岡ひろ子さん=11日、北野ホーマック前
2011年3月11日の東日本大震災と福島原発事故を風化させないと、日本共産党清田区委員会は後援会の協力を得て、毎月11日に区内で「フクシマを忘れない・メモリアル宣伝」を行っています。
11日、北野の大型ホームセンター前で、吉岡ひろ子清田市政相談室長がマイクを握り、「安倍政権はなんとか福島での原発事故を終わったものとしようとしています。削り取った放射能汚染土の袋詰めは積みあげるばかり。安全宣言はウソです。さらに世界に原発を売りつけようとする安倍政権は許すことができません」と訴えました。
バラバラだった歴史認識がひとつに繋がった
平岡9条の会が8月例会
新西さんが近代史を講演
新西孝司さんの講演を聞く平岡9条の会のみなさん=9日、平岡
平岡9条の会は9日、平岡の会館で8月例会を行いました。今回は学習講演会に取り組み、22人が参加しました。
講師には厚別区在住の新西孝司さんをお招きしました。新西さんは元高校教師。「明治150年。大恐慌の年に生まれた私の90年」というテーマで講演しました。
幕末から明治にかけての日本の動きや、戦争に突き進んでいった戦前の話には、自身の体験を交えて話が展開します。参加者は、豊富な体験、研究に裏付けされた講演に感動しながら聞き入りました。
参加者からは、「新西さんは90歳という高齢ですが、お歳を感じさせないエネルギシュな話が聞けた」「自分のバラバラだった近代の歴史が繋がった」「安倍首相の考えの根底にある間違った歴史観や認識が学べたのでよかった」などの感想がありました。
子ども医療費を中学卒業まで無料に
無料化求めるネツトが市内中心部で署名
子ども医療費の無料化を求める人たち=19日、丸ヨ池内前
札幌中心部のIKEUCHI札幌(丸ヨ池内)前で19日午後、「札幌の子ども医療費を中学卒まで無料に」の要望署名を持ち、新日本婦人の会、労働組合の人々が宣伝活動を行いました。この取り組みは「子ども医療費無料化を求める北海道ネットワーク@さっぽろ」が呼びかけました。
「札幌市の子ども医療費の助成は、政令指定20都市の中でも最低レベル。小学1年生までの助成を中学卒業までに引き上げましょう」の訴えに、買い物途中の方や中学生も署名に応じていました。
この日は20人が参加し、40人分以上の署名が集まりました。