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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

〔ニュースと活動報告〕

「野党共闘」を肌で感じた国会要請

11・3行動参加レポート

国会包む国民の声 大きな変化を実感

「野党共闘」を肌で感じた国会要請

国会要請行動で上京し、3日の「安倍9条改憲NO!」の国会包囲行動に参加した、北海道保育連絡会副会長の齊藤さん(平岡在住)からのレポートです。(写真も)

子どもたちの成長と権利を守り、安心・安全な保育を実現しようと2日、全国の保育士や保護者とともに、国会議員要請行動に参加しました。

前日に開会されたばかりの国会。今回の総選挙で選ばれた議員たちを訪問しましたが、要求をもって運動している団体としては「一番乗り」でした。

国会議員要請でも変化が

毎年、この行動に来ていますが議員の対応に変化を感じました。これまでは、話も聞いてくれない議員も多く、共産党議員控室で、やっと話をゆっくりと聞いてもらえるのが常でした。

しかし今回は立憲民主党の議員も、控室に通してくれ、お茶を飲みながら懇談してくれ長時間の訪問になりました。野党共闘を肌で感じました。

3区選出の荒井聡議員は、時間通りに行けず、秘書対応でしたが「不在で申し訳ない」の連発でした。

さらに自民党の議員も、本人が出てきてくれたり、こちらの話を最後まで聞いてくれる態度でした。公明党議員だけは、秘書も含めて冷たい対応でがっかり。

「安倍9条改憲NO!」の国会包囲行動へ

翌日、3日の「安倍9条改憲NO!」の国会包囲行動にも参加しました。日比谷野音での保育集会のあと、国会に向かいましたが、多くの参加者で、なかなか前へ進めません。

「北海道から来ました」というと少し道を開けてもらえましたが、スピーチ中央ステージまでいけません。

志位委員長スピーチに万雷の拍手

それでも志位委員長の声が、スピーカーから聞こえると、地鳴りのような拍手と歓声に国会周辺が包まれ、感動しました。

あとから聞くと4万人の参加だとか。9条Tシャツを着た外人、宗教人、若者も多く、元気の出る集会でした。


吉岡さん 日米首脳にチクリ

安倍外交 危険すぎ

7日、真栄バス停前で清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談が朝の宣伝を行い、後援会員ら6人が参加しました。

吉岡さんがマイクを握り、総選挙の結果について、北海道唯一の共産党衆院議員、畠山和也さんを再選できなかったことは悔しく、「支援して下さったみなさんにお詫びしたい」とのべ、「ただ、3区で市民と野党の共闘の候補としてたたかった立憲民主党の荒井聡さんが自民党候補に競り勝ったことは市民と野党の共闘にとって前進であり、この力を発展させて、安倍暴走政治をストップさせるため頑張ります」と決意を語りました。また、トランプ米大統領の訪日に際して、安倍晋三首相が北朝鮮問題で対話を否定し、圧力一辺倒の外交無策、米国の兵器の購入を約束―など、危険な方向を示したことを批判しました。


福祉拡充の予算編成へ

札幌市議会第3回定例会

共産党 決算認定に反対

札幌市議会の第3回定例会(決算議会)は10月31日、2016年度各会計の決算を認定し、一般会計などの補正予算案などの議案を可決し閉会しました。

日本共産党の池田ゆみ市議は、本会議の討論に立ち、2016年度の一般会計の形式収支から翌年度への繰越財源を引いた実質収支は59億8千万円余りだったと指摘。この黒字は市民の要望の強い子どもの医療費無償化の拡充など、市長公約でもある福祉施策の拡充にこそ使うべきだったとのべました。

池田市議は、各会計の決算認定について以下の理由をあげ、反対を表明しました。

第1は莫大な費用を要し、国民監視と個人情報の漏えいの危険性があるマイナンバー関連の事業が含まれていること、第2は地下歩行空間でのICT(情報通信技術)活用実証実験事業費が含まれ、市民の意思とは別に個人情報が「活用」される不安と可能性があり、行政が率先すべきものでないこと、第3は都心アクセス道路の調査費が含まれていること、第4はオリンピックに市民の意見が二分しているなかで「オリンピック基金」の造成は時期尚早であること、第5は各種手数料等の値上げで市民負担を増やしていること、第6には職員定数を削減したこと、第7に市長、副市長、市議会議員などの特別職の期末手当を0・1カ月分引き上げ、一方で一般職の配偶者にかかる手当額を引き下げたこと、第8には高すぎる国保料の引き下げに背を向け、滞納世帯に苛酷な取り立てを進めていること、第9は市営住宅の減免制度見直しにより家賃が上がったことです。

池田市議は、大型再開発事業が連続的に進められていると指摘。「優先すべきは都心の大型開発でなく、市民が必要とする公共施設や福祉施設の拡充、耐震化などの福祉型事業であり、このような視点から来年度の予算編成に取り組むべき」と求めました。

「清田区新聞」17年11月12日付より

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