秋も深まり冬の足音が聞こえてくるこの頃ですが、読者の皆さん、お久しぶりです。お元気でしたでしょうか?
「加計・森友」疑惑隠しの総選挙は、共産党の議席減という悔しさをはらみつつも、日本の政治史に「市民と野党の共闘」の発展をしっかり刻み、党にとって未来への財産を作った選挙となりました。
今回程様々な方から「比例は共産党」と言われた選挙はありません。入院中のMさんは、病院で行った期日前投票で一票を投じました。病室まで選挙管理委員2人が投票箱を持参し、Mさんが候補者名簿に指差しをし、20分かかって投票をしました。Mさんは1月まで清田区委員会の副責任者でしたが、重症肺炎を患って声や言葉での意思表示は不可能でした。
選挙後Mさんを見舞いました。てっきりベッドに横になっていると思い込んでいた私は、久しぶりに見るMさんの快復ぶりに目を見張りました。車いすに腰掛け、言語や運動機能のリハビリに励んでいました。療法士さんが私を指さして「誰か分かる?」ときくとかすかに「ヨシオカヒロコサン」と。9カ月ぶりに聞いたMさんの声でした。
清田区の比例得票4615票をしっかりと見極め、捲土重来を期して、1年5カ月後の統一地方選挙に臨みます。
(10月31日記)