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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

保育料増に異議申し立て

9月の初め、3男から「イクラの醤油漬けが食べたい」とケータイにメールがきました。送るとなれば一人だけというわけにはいきません。

年金暮らしにはちょっとこたえるけれど、喜ぶ顔を思いながら2回に分けて送りました。

我が家の4人の子どもたちは全員保育園のお世話になりました。

国の新制度にともなって、9月から保育料の算定方法が所得税から住民税に変わり、多子世帯ほど負担増となりました。

6人のお子さんのお父さんは、月1万6850円から4万6040円に上がった通知を見て「間違いだろう」と叫んだと言います。

切り詰めて何とかなる金額ではありません。

安倍首相は「新3本の矢」の一つに「希望出生率1・8」を掲げました。秋元札幌市長も選挙で子育て支援を強調しています。

旭川・小樽・函館・室蘭などでは父母負担を緩和する措置をとっていますが、秋元市長は「若干上がる人がいるが致し方ない。対応は考えていない」と冷たい答えです。

言うこととやっていることが矛盾だらけ。「少子化対策と逆行している」という父母の怒りと悲鳴は当然です。

22人の父母の異議申し立てを、みんなで支えたい。子どもは「社会の宝」ではないか。

「清田区新聞」15年10月18日付より

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