9月29日、坂本恭子市議の代表質問を傍聴しました。
市長の政治姿勢など6分野で50分に及ぶ質問と、力の入った再質問でした。
「安保関連法案」について、「国会で充分に審議されたか」「安保関連法が抑止力になるか」「違憲と思わないか」などの4点にわたる質問に対し、4点をひっくるめての短い答弁。「国民理解が深まらない中で採択されたことは残念」。今後について「国は国民に対して、真摯に説明を行って頂きたい」というだけ――。
「泊原発再稼働」については「今後も審査等の状況を注視したい」。
JR高架下や、園庭のない保育園について、「保育の質に格差があってはならない」との質問には「保育の質に格差は生じていない」との答弁。
要介護1・2の待機者は2597人いましたが、介護保険改悪で対象外になった。
要介護1・2であっても、家族支援が受けられない、低所得のためにサービス付き高齢者向けの住宅などに入れない――実態を示して市長に迫りましたが、市の対応は冷たいものでした。
高齢者や保育、弱者対策では「市の予算には限界がある」といいながら、大型開発には使い放題、独裁政治で暴走する安倍政権に物を言わない秋元市政が際立つ代表質問でした。
(09月30日記)