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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

「負けるな北星!の会」

現在北星学園大学で非常勤講師をしている方に関して、大学側に、「やめさせないと学生を痛めつける」「ガスボンベを爆発させる」などと繰り返し脅迫状が送りつけられています。

さらにはその方の、10代の娘さんが、写真・氏名をネット上にさらされ、「死ねばいい」「日本から出ていけ」と攻撃されています。

攻撃は、非常勤講師の方が元朝日新聞記者で、日本軍「慰安婦」報道に関わったことを理由にしています。

この問題は札幌市議会でも宮川潤議員が取り上げましたが、6日には「負けるな北星!の会」が発足しました。

最近良く聞く「ヘイトスピーチ」というのは人種、宗教、思想などに対する憎悪(ヘイト)を表す表現行為・差別的表現行為のことです。

このような「言論テロ」――ヘイトスピーチを放置すれば、憲法でいくら「思想信条の自由」は書いてあっても、現実には「モノ言えない社会」になってしまいます。

「会」の設立に最初に立ち上がったのは、厚別区在住の80代の男性です。

署名も始められました。

11月3日で憲法が公布されてから68年。国民の中に憲法は息づいていることを実感します。

(10月08日記)

「清田区新聞」14年10月12日付より