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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

消費税8%に怒り

昨日4月1日は、共産党はじめ、新婦人・生活と健康を守る会が、消費税増税などに、怒りの声をあげ、私は6カ所全部に参加しました。

消費税増税が許せないのは、弱者ほど負担が重いから。

さらに許せないのは、安倍首相が「消費税増税分は全部社会保障に使う」と真っ赤なウソをつき続けている事です。

25年前消費税を導入したときも、「社会保障に使う。福祉に使う」と言ってましたから、税金を取るときのきまり文句のようです。政府による「税金とるとる詐欺」といったら言い過ぎでしょうか―。

5%に引き上げられた97年は、個人消費や民間投資は落ち込み、消費税収入が増えたのと同じくらい所得税や法人税が減り、結局税収は増えませんでした。

税金を払えない中小零細企業は廃業に追い込まれ、翌年の金融危機もあって、自殺者は初めて3万人を越えました。

当時の橋本龍太郎首相は、消費税増税を失敗だったことを認めています。

4月1日、いつもより駐車場が混んでいた大手スーパーに入ってみて、そのなぞが解けました。

「当店は5月31日まで、毎日が全商品3%オフ」――消費者にとっては嬉しいけれど、これでは大手ならぬ中小零細企業はたちうちできない…まして10%なんてとんでもない!

(04月02日記)

「清田区新聞」14年04月06日付より