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先週の金曜日のバス停行動は「イオンモール」。65分間で対話が8人でした。
いつものように、名刺と資料を渡してあいさつをすると、高齢の男性が「認知症とか歩行が困難とかは、どこに相談すればいいのでしょうか…」と聞いてきました。
バスが来てしまったので、「区役所に相談してくださーい!」と大きな声で答えました。
介護保険がスタートして10年以上経つのに、まだ制度が知らされていないのだと思うと同時に、「介護」への願いの大きさを実感した朝でした。
北野に住むひとり暮らしの支持者の方は、「数年前には要介護1で訪問ヘルパーさんに来てもらえたのに、今は要支援にもならなくて、高い保険料を払っても、実際には使えない…。私、口は元気なもんだからソンなんだよねぇ」と苦笑いです。
この介護保険がますます改悪されて、要支援の人は国ではみない。年金の多いひとは…といっても年280万円以上から、利用料は2割負担になるという――『消費税増税分はすべて社会保障にあてる』と安倍首相も、口を開けば空回りの言葉を繰り返すばかり。
介護で働く人の賃金も待遇も劣悪な状態です。
介護を受ける人と提供する人が手をつなぐ時です。
誰もが行き着く問題です。
(02月19日記)
「清田区新聞」14年02月23日付より