Since 2007/03/08
先週土曜の夜、久しぶりに映画を観ました。
「真夏の方程式」も興味があったけれど、やっぱりこっちでしょう――ということで、宮崎駿監督のアニメ「風立ちぬ」にしました。
この映画の主人公は、実在の人物、航空機の設計技師・堀越次郎と作家・堀辰雄をミックスした青年です。
不景気と貧乏、大震災さらには戦争と、現在以上に生きるのには過酷な時代。
それでも、『生きよ――生きねばならぬ――』という、おもいメッセージが、美しい画像とともに、胸に迫ります。
エンディングに流れる松任谷由実の「ひこうき雲」も懐かしかった。
ひこうきが飛び、機関車が走る場面がふんだんにあって、私も乗りたくなりました。
きのうは、年金者組合の「長寿を祝う会」で、大型観光バスに乗って、由仁の温泉に行きました。
パークゴルフで共に汗を流し、宴会で歌に話しに盛り上がって、平和で楽しい心温まるひとときでした。
宴会の途中、80代のTさんに声を掛けられたのでそばによりました。
「選挙のハガキありがとう。私を忘れないでいてくれたのが嬉しかった。兄弟3人に声を掛けたよ――」
Tさんの一言で、体に残っていた選挙の疲れがスーッと消えて、新たな力が湧いてくるのでした。
「生きる」とは日々のこんな積み重ねの先にあるのかと思います――。
参院選挙躍進を教訓に、次は1年9カ月後にある地方選挙、市議選で今度こそ――の思いを新たにしています。
(07月31日記)
「清田区新聞」13年08月04日付より