選挙投票日の夜に、高揚した気分で床についたのは、何年ぶりでしょう。

その夜、テレビをつけて、家事をしていたけれど、次々に出る共産党候補の当確に、家事はついに後回しになりました。

最後の追い上げで、残り２議席を獲得し、８議席から17議席に、しかも都議会第３党の快挙に、深夜思わず「ヤッター」の声をあげました。

世田谷区にいる息子からは、「共産躍進じゃない？　民主より上じゃん」と早朝の４時にメールが届き、平岡の読者のＴさんからも「良かったねー」と電話がありました。

豊島区では25歳の米倉春奈さん、品川区では31歳の白石民男さんのフレッシュな新人たち。

２人区の文京区ではベテラン小竹ひろ子さん、北区では北大出身の曽根はじめさんが議席奪還を果たしました。

きっと、無数のドラマがあったに違いありません。

都議選で掲げた〝３つの願い〟「暮らしと景気を良くしてほしい」「原発ゼロの日本を」「憲法を守って」は、参院選も同じです。

韓国の著名な映画監督のチョン・ユンチョルさんは、「日本共産党の勝利はアジアの真の平和と幸福をもたらす」「日本社会の良心であり、希望である」と、述べています。

参院選で「良心」と「希望」の党を大きくするために、有権者一人残らずに「共産党」の訴えを届けきりたい――。

（06月26日記）

「清田区新聞」13年06月30日付より