Since 2007/03/08
16日、東京・代々木公園に17万人が集まった「さようなら原発10万人集会」に呼応し、日本共産党は全国で宣伝行動などに取り組みました。
日本共産党清田区委員会と同後援会は同日午後、買い物客が行きかう西友清田店前で、パネル、のぼり、うちわなどを掲げて宣伝。吉岡ひろ子党清田区市政相談室長らがマイクをとり、同集会が最大規模で行われていることをネット情報でリアルに報告。「首相はこの民衆の声を真剣に聞くべき」と指摘、「民の声が社会を変えつつあります。ご一緒に行動を」と呼びかけました。
同日午前、党北海道委員会が大通公園で宣伝。紙智子参院議員、はたやま和也道政策委員長(衆院道比例候補)らが訴えました。
紙議員は福島原発国会事故調査委員会報告書を手に「事故は人災」と断じたことなど報告書の内容を紹介。「今こそ原発からの撤退を」と呼びかけました。
はたやまさんも「原発なしで道内の電力はまかなえます」と泊原発の再稼働反対、「原発ゼロ」を訴えました。
13日夕刻、北海道庁は「再稼働反対」「原発いらない」と叫ぶ人の波に取り巻かれました。道反原発連合の呼びかけで集まった800人を超える市民たちのデモ隊です。この日は安全上の問題のため、抗議行動を道庁を取り巻くデモ行進に変更したものです。
今後、また6時・道庁北門集合の抗議行動が取り組まれます。
日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は17日朝、通勤、通学客がバスを待つ国道36号線沿いの真栄バス停前で街頭宣伝を行いました。
後援会員など7人が参加し、17万人もの大集会となった前日16日の「さようなら原発10万人集会」を報じる「しんぶん赤旗」17日付を掲げ、また同号外を配布しながらを宣伝しました。
吉岡さんらはハンドマイクで「民衆の声が政治と社会の流れを変える力を発揮しつつあります。原発も消費税もTPP、米軍基地、オスプレイ、社会保障も、あきらめず言い続けることが必要です」と、行動に立ち上がることを呼びかけました。
原発再稼働反対の運動が広がるなか、日本共産党の真下紀子道議は、第2回定例道議会で泊原発をめぐる問題に鋭く切り込みました。
真下道議の質問に道が認めたのは①泊原発1、2号機のストレステストを原子炉を製造した三菱重工が受注していた②北電子会社の北電総合設計が泊周辺の活断層調査を請け負ってきた③原子力に関する道の専門委員会委員3人が、原発企業や団体から寄付を受け取っていた――ことです。
三菱重工が自社の原子炉に「落第点」をつけるはずがありません。真下道議がストレステストのやり直しを求めたのは当然です。
北電総合設計の現在の社長と監査役は2000年当時、北電社員として泊3号機建設をめぐる「やらせ」に参加し賛成表明した人物。また道幹部職員2人が同社に天下っていることがわかりました。
道のプルサーマル専門会議の3委員は総額690万円余を受領。3人はともに原子力専門家で北大教授です。真下道議は原発関連企業等からの寄付の公表と「原発利益に染まっている人を選任しない」ことを提案しました。
寄付金問題では全国紙、地方紙がいっせいに報道。「寄付金等により影響を受けるとは考えない」と強弁していた高橋はるみ知事もついに4日の予算特別委員会で委員選任のあり方を「検討する」と表明せざるを得ませんでした。
「道新」編集委員の大西隆雄氏は定例会を振り返った論説記事で「真下紀子氏は…『原子力ムラ・北海道版』の一端に迫った」と評価しました。
4月からの介護報酬の改定で訪問介護・生活援助の時間短縮や、通所サービスの長時間化が起き、利用者・事業者とも困難が増えています。
札幌社会保障推進協議会(社保協)は13日、行政に介護現場の実態を知らせ、改善を求めるため札幌市と懇談しました。
札幌市の介護保険担当部門の課長、係長らが出席。参加者から現場の切実な声と要望をぶつけ、率直な意見交換を行いました。
17万人の中に立ってみたかった。50数年前のあの60年安保闘争の日々の高揚を再体験したに違いない》▼東京・小平市のM氏はこの日、同じ団地に住む12人と西武新宿線の萩山駅に集合して、代々木公園に向かった。直接行った人を含めて団地からは20数人が参加。「小さなこの団地から10人行けば10万人、百人行ったら百万人になり、日本を変えることができる」とハンドマイクで呼びかけてきた。集会参加者は「予想どおりの比例関係」と得意げ▼「ノー、原発」「ひとりひとりが声をあげるとき」と大書した横断幕のもと代々木の森で仲間と写した写真も添えて、「12人と帰りに新宿で飲んだ生ビールは最高でした」とメールしてきたM氏▼《そのビール、うまかっただろうなあー》と、下戸の私でも思う。(倉)
「清田区新聞」12年07月22日付より