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6月15日、民主党が自民・公明両党と密室で談合し、消費税増税法案などの修正協議を進める緊迫した情勢の中、年金支給日に合わせた宣伝や署名活動が全道40カ所で取り組まれました。
年金者組合清田支部は金融機関の支店が集まる国道36号線沿いの西友前で街頭宣伝と署名活動に立ち上がりました。
久しぶりの穏やかな陽気のもと組合員17人が参加し、オレンジ色のハッピ姿で買い物客や年金引き出しに金融機関を訪れた高齢者らに「消費税増税反対」「後期高齢者医療廃止」「最低保障年金の確立」などの署名を呼びかけました。
同組合支部の妹尾支部長、鈴木書記長、田中書記次長や吉岡ひろ子女性部員(日本共産党清田区市政相談室長)らがリレートーク。「密室談合、増税強行は許さない」「消費税に頼らず年金など社会保障充実は可能。利益を溜め込んだ大企業や富裕層は応分の負担を」「年金削減許さず最低保障年金制度を」などと呼びかけると、署名用紙の前には次々と人が立ち止まり、対話が弾み、署名に応じていました。
短時間に50筆ほどの署名が寄せられました。
新日本婦人の会清田支部も15日、年金支給日の署名活動に取り組みました。会員7人が参加しました。
国道36号線沿いにある北海道銀行清田支店前では、近くに他の金融機関もあり、年金の引き出しのために訪れる高齢者らが行き来します。「消費税増税反対」「後期高齢者医療廃止」「原発ゼロへ」の署名を呼びかけると、「年金だけが頼りの暮しに消費税増税は大打撃」と話す人もいて、53筆の署名が集約されました。(写真下)
日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は19日朝、国道36号線沿いの真栄バス停前で定例宣伝を行いました。後援会員ら7人が参加。日本共産党の社会保障充実と財政危機打開の「提言」ダイジェストパンフを配りました。
後援会の松崎さんと吉岡さんがマイクをとり演説。消費税増税密室談合、大飯原発再稼働など野田内閣の暴走を厳しく批判。原発再稼働ノーを訴え、消費税を増税しなくても別の道があることを示した「提言」の内容を紹介しました。そして、「国会内の『数の論理』でなく世論が決め手。いっそう世論と運動を強め、増税法案を廃案に追い込みましょう」と呼びかけました。
バス停で待つ通勤客は、吉岡さんらの訴えに耳を傾け、うなずく姿も。また、車の窓を開けて手を振るドライバー、通学バスの窓から「がんばって」と声援を送る高校生らもいました。
「民・自・公の消費税増税『談合』と政府の大飯原発再稼動決定はぜったい許せない」と16日午前、日本共産党清田区後援会の女性たちは、6人で2つのハンドマイク宣伝隊を繰り出し、区内20カ所で街頭宣伝を行い、日本共産党の元気な姿を区民に示しました。合わせて日本共産党の社会保障充実と財政危機打開の「提言」パンフ200部を配りました。
毎月18日は「1(かず)8(や)の日」。
18日昼、大通公園での道共産党後援会の行動に、はたやま和也道比例候補や野呂田ひろゆき1区候補、井上ひさ子札幌市議団長らが合流し訴えました。
党の「提言」の配布や署名に足を止める市民も多く、いつにも増して大きな反応。民・自・公の3党協議も国民不在なら、安全性なき原発再稼働も民意無視…怒りの声の広がりが感じられました。
6月も下旬だというのに朝晩の肌寒さ。まだストーブを外せない家庭も多いのではと。みなさん体調はいかが?▼世論を省みない民自公の密室談合。前提条件を全部無視した原発再稼動。ナントカのツラにナントカのごとき首相のツラには背筋をゾッとさせる何かがある▼民自公合意を受けて党内反対派をせせら笑った渡部恒三氏の下卑た笑い、加えてマイクを向ける記者らのニヤニヤをテレビは臆面もなく何度もさらしたが、何と卑しい顔だろう。うすら寒さもいや増すはずだ▼そうだ、熱き血が流れ温かい心を持つ、そんな人の笑顔でこの「閉塞」を打ち破るときなのだ。黙っていてはいけないのだ。意志と情熱で曇天を吹き飛ばすのだ。(S)
「清田区新聞」12年06月24日付より