Since 2007/03/08
東日本大震災から一年を迎えた11日、「早期復興! なくそう原発! 許すな再稼働3・11北海道集会」には2000人を超す人が参加しました。
震災犠牲者に黙祷をささげたあと、「さようなら原発1000万人アクション北海道」呼びかけ人の小野有五北大名誉教授、西尾正道国立がんセンター院長、麻田信二道生協連会長(元道副知事)があいさつ、「原発のない日本へ力をあわせよう」と呼びかけました。
泊原発から30キロの喜茂別町でチーズ作りをする斎藤愛三さんが、子どもさんを抱いて「豊かな大地を次の世代に引き継ぐために、原発をなくそう」と訴えました。
日本共産党のはたやま和也候補も道委員会役員、勤務員らとともに参加しました。吉岡ひろ子党清田区市政相談室長も、党や後援会役員らと元気に行進しました。
はたやまさんは、「食料基地・北海道に原発はいらない」とあいさつで熱く訴えた麻田元副知事を演壇裏の控えの場に訪ね、固い握手を交わして「原発ゼロ」を誓い合いました。
日本共産党清田区委員会と清田区後援会は、3・24演説会のために貸し切りバスを用意することにし、時刻表を発表しました。
往復400円 | |||
順 | 貸し切りバス停車場所 | 所在地 | 発車 時刻 |
---|---|---|---|
1 | 美しが丘フードD前 | 美しが丘4条6丁目(美しが丘3-6バス停手前) | 12:00 |
2 | ローソン里塚1-3 | 里塚1条3丁目(市営里塚団地側) | 12:07 |
3 | 平岡東光向い | 平岡6条2丁目(平岡6-2バス停手前) | 12:17 |
4 | ドン・キホーテ前 | 平岡4条1丁目 | 12:22 |
5 | 真栄地区会館前 | 真栄2条2丁目(5分停車) | 12:32 |
6 | セブンイレブン清田6-2 | 清田6条2丁目(交差点付近) | 12:40 |
7 | 北野通・三菱自動車前 | 北野2条3丁目(北野3-3バス停付近) | 12:50 |
8 | 演説会会場・ニトリ文化ホール(旧厚生年金会館)到着予定 | 13:30 |
13日、清田区民センターで開かれた「3・13重税反対全国統一行動札幌東部集会」(札幌東部民主商工会主催)に同会会員ら130人余りが参加しました。
草野祐二会長が民商結成の歴史に触れ「消費税増税攻撃などが強まるなか民商の役割は大きい」と主催者あいさつ。工藤雄起副会長が中小業者の現状に触れ、「消費税増税は生活を破壊、不況を深刻化させ、業者は商売を続けられなくなる」と運動強化を訴え、「一方的差し押さえなどを許さないためにも、民商を強く大きく」と基調報告しました。
日本共産党の吉岡ひろ子清田区市政相談室長が紹介され、「消費税増税、『一体改革』に反対し、中小業者の生活と営業を守るため、ともにたたかいましょう」と連帯のあいさつをしました。
日本共産党の紙智子、大門実紀史両参院議員、はたやま和也道政策委員長、伊藤理智子市議会議員のメッセージが紹介されました。
参加者は集会後、バスに分乗、税務署での集団申告に臨みました。
清田区の日本共産党と後援会は11日午後、東日本大震災から1年にあたり、被災地に寄り添い、被災者に思いをいたし、復興と原発ゼロへの取り組みの強化を訴える「メモリアルデー行動」を行いました。この行動には党員、後援会員11人が参加しました。
田中秀夫清田区後援会長は、「原発からの撤退を」と強調、消費税は震災被災者の生活をいっそう苦しくし、復興の妨げになる」と訴えました。
吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は午前中の「3・11北海道集会」に2000人を超す人が参加し、盛り上がったことを報告。「被災地の復興、原発ゼロへ息長く取り組みます」とのべ、いっそうの協力を呼びかけました。
「原発ゼロ」署名に買い物客から28筆の協力がありました。
8日、2012年国際女性デー北海道集会が中央区の「かでる2・7」ホールで開かれ、600人余りが参加。被災地に連帯し「なくそう原発、安全・安心な社会を、生かそう憲法、ジェンダー平等へ、広げよう雇用・暮らし・平和守る女性の共同を」誓い合いました。
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」のドキュメンタリー映画監督の鎌仲ひとみさんが「スウェーデンに学ぶ『持続可能』なエネルギーとくらし」と題して記念講演をしました。
鎌仲さんは、スウェーデンで進められている自然エネルギーへの転換の実情を紹介し、「原発をなくすには女性が大きな役割を。知識や情報を身につけた女性が時代を変えます」と話しました。
第二次世界大戦の終末後、日本は「総ざんげ」して戦争を早く忘れようとし、ドイツは「いつまでも忘れまい」と叫んだ。その後、二つの国にはどんな違いが…▼ドイツではナチスを厳しく追及、「冷戦」下の国家分断の悲劇と「壁」を打ち壊し、社会政策でも外交でも自主的な政策を発展させ、3・11後の「脱原発」も明快だ▼日本では米反共政策のもとでA級戦犯釈放・復活、サ条約と安保締結、60年安保と、侵略戦争の反省を欠くまま「高度成長」「列島改造」の道をひた走る。3・11後も事故の検証も反省もせず「再稼動」を策する▼誤りの検証、責任追及をあいまいにしては、他国に信用もされず、歴史の検証にも耐えられるものではない。(郎)
「清田区新聞」12年03月18日付より