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7月に入り、庭の草たちは息を吹き返したように巨大化してきました。
16日の朝、東京代々木公園の「さようなら原発集会」のことを思いながら、汗だくで我が家の草取りをしました。
雑草を抜いたり、掻いたり、切ったりして、2台の駐車スペースや玄関先、花畑もなんとかこざっぱりとなりました。
まりのようなあじさいの花が、涼しげに花畑を彩ってくれています。
あじさいの花は、小さい花が集まって一つの花になっています。
「国民一人ひとりには国を動かす力はなくても、問題意識を持った大勢の人が集まって意見を政府にぶつければ、国の方向を変えることもできる」という、趣旨と重なることで、首相官邸前で毎週金曜日にやっている「原発反対」の行動が「あじさい革命」ともよばれるゆえんです。
6月13日に閉会した第2回市議会で「大飯原発再稼働を行わないことを求める意見書」が、民主・自民・公明・みんなの党の反対で採択されませんでした。
民意とあまりにもかけ離れている政府や政党――このねじれを一刻も早く変えなければなりません。
大輪の水色のあじさい一輪を、下駄箱の上の花瓶にさしました。
元気に水を吸い上げたあじさいが、我が家の狭い玄関に夏の季節と「さようなら原発」に集った17万人のエネルギーを思い起こさせてくれます。
それにつけても筋肉痛が――。
(7月18日記)
「清田区新聞」12年07月22日付より