Since 2007/03/08
静岡にいる娘から「桜と菜の花をみてきたよ〜」と菜の花畑の写メールが届きました。
桜前線が日本列島を北上していますが、北海道にたどり着くにはまだしばらく時間がかかりそうです。
お花見といえば、後援会恒例の梅見会で、前後援会長のMさんの姿を見ることができないのがさびしいかぎりです。
無類のお酒好きのMさんは、後援会の行事で、お花見が一番楽しみだったのではないでしょうか。
雨降りの時には、Mさんに負けず劣らずお酒が好きなOさんのお宅で、「お花見」をしたものでした。
お花見に欠かせないのが、芝生に広げるごちそうですが、中でも、清田区後援会お花見の人気ナンバーワンは、Tさんご夫妻の山菜料理です。
昨年11月、広範囲な脳梗塞で病院に運ばれたTさんは、一時は生死をさまよう重体でしたが、見違えるような回復をしました。現在はリハビリ中で、車いすに座れるようになり、左手を使って食事も可能になりました。そしゃくをすることで、あごの筋肉もできて以前の形に戻ったそうです。
お見舞いに行ったときコジャクのことを話したら、言葉を発することができないTさんが、表情豊かに笑顔を返してくれました。
今年の平岡梅林のお花見は5月13日。
車座で座った輪の中に、Tさんのコジャクのごま和えやフキの煮物と、Tさんの笑顔を思い出すでしょう――来年のお花見には車いすのTさんにお会いできることを願いつつ――多くの方のご参加を楽しみにしています。
(4月10日記)
「清田区新聞」12年04月15日付より