Since 2007/03/08
カウンタ

日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
〒004-0832
札幌市清田区真栄2条1丁目8-7
TEL:
011-888-6777
FAX:
011-888-6776

WEB「清田区新聞」

新婦人清田支部

「原発依存脱却に確信もてたね」

原発問題を初歩から学ぶ

米谷さんの話を熱心に聞く会員ら米谷さんの話を熱心に聞く会員ら=7日、新婦人清田支部事務所

新日本婦人の会清田支部は7日、「福島第一原発の震災をどうみるか、泊原発をどう考えるか」をテーマに学習会を開き、会員ら14人が参加しました。

講師の米谷道保・原発問題全道連絡会事務局長は、そもそも原発の原理はなにか、なぜ危険なのかという初歩から話を始め、「原発は、炉心溶融の危険が避けられず、核廃棄物の処分方法がないなど、技術的に未完成で安全性の保証がない」ことを明らかにしました。そして福島原発災害は決して自然災害ではなく、「安全神話」が障害となって備えを怠り危険を放置し、後手後手の対応で被害を拡大した人災だと指摘。「原発ゼロへ期限を決めたプログラムを作らせるため力を合わせよう」と呼びかけました。

参加者からは「泊原発の安全対策は」「自然エネルギーへの転換は難しいのでは」などの質問も出され、米谷さんはていねいにに答えていました。

参加者は「子どもたちにこんな恐ろしい原発を残すわけにはいかない」「しっかり学習し、『脱原発』をまわりに訴えていこう」と話し合っていました。

ページ先頭へ


地震国に原発いらぬ

市民集会開く笠井議員が講演

笠井亮衆院議員笠井亮衆院議員

4日、国民大運動道実行委員会の「原発・エネルギー問題を考える市民集会」が開かれ150人あまりが参加しました。

日本共産党エネルギー対策委員会責任者の笠井亮衆院議員が講演し、「原発推進から撤退へ政策転換を」と訴えました。

笠井氏は、福島の事故は、原発事故の危険性には空間的、時間的、社会的に制約がないという異質な性格があること、原発技術は本質的に未完成で人類と共存できないこと、世界有数の地震、津波国の日本に原発が集中立地するのは危険極まりないことを明らかにしたと指摘。原発ゼロへの期限を決めたプログラムを策定し、その道に踏み出すこと、安全・規制機関をつくること、自然エネルギーの本格的導入に取り組むことなどが大事だと強調。「北海道から『原発からの撤退』の一点での共同を広げよう」と呼びかけました。

ページ先頭へ


清田区革新懇総会

震災口実の改憲策動に警戒

介護保険改悪の動き急、緊急行動へ

開会あいさつをする田中代表世話人開会あいさつをする田中代表世話人c

清田区革新懇(河原亜雄事務局長)は4日、第7回総会を開催、新しい方針と体制を決定しました。

開会のあいさつで田中秀夫代表世話人は、大震災と原発災害に立ち向かうべき政治が被災者置き去りの「菅おろし」など党略的な動きに終始していると指摘、「日本社会が転換期を迎えているいま、革新懇の統一の幅を広げよう」と呼びかけました。

講演する三浦弁護士講演する三浦弁護士講演する三浦弁護士

三浦桂子弁護士が「女のくせに、男がすたる〜本当にそうですか」のテーマでジェンダー(社会的性別)について記念講演。女性差別、DV、離婚問題に触れ、労働のあり方など社会の問題の根底にジェンダーによる差別がひそんでいると指摘、ジェンダー問題の理解はさまざまな問題を解決する鍵を与えてくれるとのべました。

方針の提案に立った河原事務局長は、「震災を口実に改憲の動きが強まり『敷居を低くする』憲法96条改悪へ超党派の改憲派議員の連携が」と指摘。「警戒を強め、運動と組織をいっそう強化しよう」と提案。討論で出された介護保険改悪反対の緊急提起もとりいれ新年度方針が決定されました。また新しい役員体制も決まりました。

ページ先頭へ


清田区後援会が定例の朝宣伝

原発ゼロへのプログラムを

自然エネルギーへの転換を訴える吉岡さん自然エネルギーへの転換を訴える吉岡さん=7日、真栄歩道橋脇

7日朝、日本共産党清田区後援会が国道36号線沿いの真栄歩道橋脇で定例の街頭宣伝を行い会員ら6人が参加しました。

吉岡ひろ子党清田区市政相談室長らは、札幌市の国保料引き上げ問題、菅首相の不信任案問題と大連立の動き、大震災の被災者救援と復興が急がれる問題、福島第1原発事故の速やかな収束、保安院の解析で東電がいかに事故を小さく見せようとしていたかがはっきりした問題などについて見解をのべ、原発ゼロへのプログラムを持ち、自然エネルギーへの転換をはかるべきと訴えました。

ページ先頭へ


国保料また値上げ

お困りのときは相談を

今年度も国保料、介護保険料が値上げされ全ての世帯で負担増。失業と倒産、年金の引き下げなど国保世帯の収入が下がっているなかでは深刻な打撃です。

6月30日(木)午前中、10時から「国保・介護・後期高齢者110番」の相談会が区役所で行われます。お困りの方は一人で悩まずご相談ください。

また、清田区役所では夜間・休日の納付相談が行われます。

休日相談は6月19、26日(日)の10時〜15時。夜間相談は21日、23日、28日の19時30分まで。相談場所は1階の1番窓口・保険年金課保険係へ。

(※ 夜間は北側通用口より)

ページ先頭へ


写真散歩

「級友3人展Ⅱ」で

道新ぎゃらりーで開かれていた紙智子さんと学友の方々の「級友3人展Ⅱ」を鑑賞しました。紙さんの日本画「サイロ(夕暮れ)」の前で。=5月29日(ひろ子)

写真をクリックすると大きなサイズの写真をご覧になれます。ブラウザの「戻る」ボタンで戻ってください


コラムコラム「清風」

党豊平・清田・南地区の救援ボランティア5人が気仙沼に向けて12日に出発。吉岡ひろ子さんも事務局長役で参加、6泊7日の予定だ▼被災地の党組織も大きなダメージを受けたがその救援も任務の一つ。予定が発表されるや否や地区事務所応接室は一気に物資であふれた。カンパも続々と寄せられ、予定額をはるかに超えた。胸熱くする連帯が静かに広がっている▼3・11以来3カ月になるのに、いまだに水も電気も食料も、寝る場所さえもままならず不安のうちに過ごす人々は少なくない。政治の貧困はかくも人々を苦しめ続けている▼でも見たまえ。地から湧きいずる菩薩のごとき涼やかな瞳を持つ人々の群れが、いま動き出しているのだ。(さ)

「清田区新聞」11年06月12日付より