Since 2007/03/08
きのうは、定例の早朝宣伝の日でした。
朝食をそそくさと済ませて「北海道新聞」をめくってびっくり――! 「市、再び国保料上げ/2人世帯最大年5万円増」
5月の臨時議会で国保料の最高限度額が73万円から77万円に引き上げられました。共産党は高すぎる国保料が問題だと引き上げに反対しましたが、市はその分を負担の大きい中間層の保険料にあてるといっていました。市の試算では2人世帯(現役世代)で収入300万円で4130円、400万円で6060円安くできると。
よもやその中間層の世帯がさらに高くなるとは思いませんでした。300万円で1万4千円、400万円で2万円の引き上げです。
「これじゃペテン師じゃないか」と思いましたが、毎年の保険料の値上げは市議会にはかる必要はないとのこと。
200万円の収入で12%の国保料を払わなければならない。これでは払いたくても払えないのは無理からぬことではないでしょうか。
市は差し押さえ件数の目標を掲げ、今年度から新たに「債権管理担当」をおいて市民をさらに追い詰めています。
国保料が高すぎる最大の原因は、政府が国庫負担を引き下げてきたことにあるのですから、そのエネルギーを自治体として政府にむけてほしいものです。
そういう札幌市にするためには、やっぱり清田区からも市議を送らないと――。
9日からの定例市議会にまた日参します。
(6月8日記)
「清田区新聞」11年06月12日付より