Since 2007/03/08
来年4月のいっせい地方選挙まであと5カ月余りと迫りました。日本共産党は、昨年暮れに清田区の市議候補として党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さん(59)を擁立することを発表し、03年の選挙で失った清田区の共産党の議席回復のため全力をあげています。
吉岡さんは、前回の選挙で得票を伸ばしながら議席に届かなかった悔しさを胸に、「こんどこそ」の決意で奮闘しています。
この間、吉岡さんの事務所に生活などの相談に訪れた人は130人をこえました。最優先で相談にのり、一緒になって解決にあたる吉岡さんに「他党の議員さんに見向きもされなかったのに、共産党は本当に弱者の味方ですね」と声をかける相談者もいます。
吉岡さんは「清田区から必ず市議会に出て、もっと区民のみなさんの要求をかなえる仕事をしたい」と決意を新たに区内を駆け回っています。
日本共産党清田区後援会(田中秀夫会長)は、勝利のための行動を呼びかけています。
日本共産党清田区後援会と党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんは26日、地下鉄南郷18丁目駅頭で、定例の通勤時宣伝を行いました。みぞれまじりの雪が吹きつけ、びしょ濡れになりましたが、後援会員ら6人が参加、後援会役員と吉岡さんが元気に訴えました。
マイクをとった吉岡さんは衆院北海道5区補選の結果は「政治とカネなど民主党は期待はずれという道民の思いが反映。自民党が勝ったというわけではない。共産党が『埋没』したのはまだまだ力不足だから」と今後の奮闘を約束。菅内閣が突然表明した「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP協定)への参加」は「日本・北海道の農業を壊滅させるもの」と指摘しました。また、税金や国保料が払えず分割納付を進めている人にも強行的な差し押さえで臨む札幌市の冷酷な姿勢を批判、困っている人に寄り添うあたたかい姿勢で納付相談に応じるよう求めました。そして、「そもそも払いたくても払えないほど高すぎる国保料は引き下げるべき。そのために全力をあげます」とのべました。
日本共産党真栄地域支部は26日、吉岡ひろ子清田区市政相談室長を招いて「党を語るつどい」を開催、支部員や住民ら11人が参加しました。
吉岡さんは、上田市政について「評価できるところはたくさんあります。でも本当に困っている人、弱い立場の人には冷たいところも多いのです」と具体例をあげて指摘しました。また「いま共産党の市議は5人だけ。来年の選挙で清田区を含め全員が当選できれば11人の市議団に。そうすれば上田市長のいいところはもっとのばし、ダメなところは正すことができます」とのべ、次の選挙で議席を獲得する決意を語りました。
尖閣列島での中国漁船衝突事件をきっかけに中国各地で反日デモが起こっている▼それに火をつけたと自負しているのが10月2日の東京渋谷の反中国デモ▼現在、毎週火・木の2回がんばれ日本全国行動委員会主催で「中国の尖閣諸島侵略糾弾」を掲げ、首相官邸前抗議活動をおこなっている▼「わが領土領海を守るため」の請願署名活動も開始している。彼らなりの草の根からの運動で10月30日には大阪で集会を予定している▼おりしも国会では民主・自民の参院国対委員長が今国会中にも参院憲法審査会の規定制定で合意した。民・自合作の改憲の条件づくりである▼憲法を守り活かす運動はますます重要になってきている。あらためて革新懇運動、九条の会の活動を広く深く進める必要がある。(河)
「清田区新聞」10年10月31日付より