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一年間楽しんだNHKの大河ドラマ「篤姫」が年末で終了しました。「篤姫」は、歴史の苦手な私に、幕末、明治維新の時代に興味を持たせてくれました。
放映中に老女「幾島」(松坂慶子・演)が江戸城の無血開城に力を注いだという新事実が発見されたことで、歴史の面白さも更に感じられたりもしました。
さて、すっかり寂しくなった日曜の夜でしたが、新番組「天地人」も期待が持てそうです。
何といっても主人公がいい。主人公の直江兼続は、上杉家の智将。米どころ新潟の基礎を築き、城下町米沢市の基盤を築いた人物ですが、生涯、側室を持たず、更に関ヶ原の戦に敗れ、120万石から30万石に減らされても、数万の家臣を一人としてリストラしなかったといいます。何と魅力的な人物でしょう。
木曜夜の山田太一脚本の「ありふれた奇跡」とともに、またテレビをみる楽しみが増えたところです。
(1月14日記)
「清田区新聞」09年01月18日付より