Since 2007/03/08
財政・金融問題のエキスパートとして政府与党からも一目置かれる大門実紀史参院議員。その大門議員を迎えての日本共産党清田区演説会が21日と迫り、清田区の党と後援会は、あらゆる面で行き詰まりを迎えている日本の政治を、日本共産党はどのように打開しようとしているのか、21世紀の世界と日本をどう展望しているのか、日本の現在と未来を憂える人びとと党派をこえた率直な意見交換の場となる演説会にしようと全力をあげています。
日本共産党豊平・清田・南地区委員会と党清田区委員会は、後援会と協力し、戸別ビラの配布、党清田区後援会ニュース「みどりの丘」の発行と配布、宣伝カーやハンドマイクによる訴え、各種団体への案内など、区内に共産党の風を吹かせる取り組みをすすめています。
このほど発足した日本共産党清田区委員会の事務局長に就任した吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は、「しんぶん赤旗」読者のみなさんに「またとない機会です。どうぞご参加ください。またご近所、お知り合いにもぜひ声をかけてください」と訴えています。
6日、厚別区の北星学園大で、九条の会の呼びかけ人で憲法学者の奥平康弘さんを招き「奥平先生と憲法を考えるつどい」が開かれ、200人をこえる市民が参加しました。
この「つどい」は、清田区内の五つの地域九条の会でつくる清田区九条の会連絡会などによる実行委員会が開催したものです。
奥平さんは、「北星学園と聞くと、戦前、北一条教会の小野村林蔵牧師が反戦の言辞を弄したとして治安維持法で投獄されたことや、京大滝川事件で大学を去った法学者がそうした弾圧の救援、弁論活動を行なったことに触れないわけにいかない」と切り出し、「映画『靖国』上映問題など、自由に発言することが難しくなっているのでは」と言論の自由、民主主義が脅かされていることへの危機感を訴え、「日本は憲法9条があるからサミット8カ国の中でも『平和度』が高いと見られており、これは世界に誇れるもの。世界の平和なくして日本の平和なしといわれてきたが、『9条世界会議』が開かれるなど以前は考えられなかったものが成功した。世界がめざすべき姿が日本の憲法にあるということが広がった。9条こそ日本が世界に発信できるものということだ」とのべました。
後半は、自ら「歌うたいたちの九条の会」での活動もしているミュージシャン・いなむら一志さんのミニコンサート。「イマジン」「憲法九条」などを歌いました。
5日、7日から開かれる洞爺湖G8サミットを前に、「チャレンジ・ザ・G8ピースウォーク」がおこなわれ、海外のNGOからの参加者を含め、約5000人の市民が会場の大通り西8丁目広場を埋めました。
「平和サミット道連絡会」「道平和運動フォーラム」「北海道ピースネット」が共同で呼びかけたものです。
地球温暖化や原油・穀物の高騰、食糧危機、貧困と格差、核兵器の廃絶など、世界が直面している重大で緊急の課題に、G8が今度のサミットで有効な解決策を見出し、主要国としての責任を果たすかどうか、なかでも議長国の日本が責任ある役割を果たすかどうかを厳しく問う集いとなりました。
新婦人清田支部は、色とりどりのビニール傘に、平和や核兵器廃絶などのスローガンを書き込みピースウォークに参加、札幌市街中心部でアピールしました。
「ターミナルケアの高齢者を中心に末期患者から延命装置の不使用を合意した場合、診療報酬に新たな加算」という案が厚労省から出されたとか。後期高齢者医療問題に決着もつかないうちにこれだ。「来たな! 」と思ったのは小生のみだろうか▼医療費削減に最も有効なのは「患者の数を減らす」こと。早い話、「楽に死にたい」「変な機械をつけないで」「お願いだから死なせて」――ではお望みどおりに、ということだ▼人間の尊厳、医の倫理、尊厳死等には社会的コンセンサスが必要だ。医師・医療機関と患者・家族の関係でのみ処理すべきことではない。医師の説明→納得(=強制)という形式のエスカレートに歯止めがかかるのか▼「医師と病院が患者の命を消す」というのは願い下げだ。(村)
「清田区新聞」08年07月13日付より