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4月4日、旧・月寒グリーンドームで市田忠義書記局長を迎えて日本共産党演説会が開かれ、4500人が会場を埋めました。
清田区内からの連絡バスにはほぼ満席の49人が乗車、楽しく交流しながら参加しました。
市田書記局長はまず日本共産党の議席の値打ちを強調し、北海道での衆議院の議席回復を訴え、政治の焦点をわかりやすく解説し、「政治を変えるため観客席にいるだけでなくグランドに降りて一緒にプレーしよう」と呼びかけました。
演説会には宮内聡氏をはじめ5人の衆院道ブロック比例予定候補も勢ぞろい。各氏の決意表明に会場から激励の声が飛んでいました。
冒頭には日本共産党に期待する西区の町内会長さん、病院の院長さんのあいさつもありました。
紙智子参院議員も元気に訴え。清田区からの参加者からひときわ大きな声援がおくられました。
清田区の党と後援会は連絡バスを準備、参加者が各集合場所から次々乗り込み満員状態に。吉岡ひろ子党清田区市政相談室長が案内役をつとめ、「がんばろう」を歌ったり、女性後援会のおにぎり販売もあったり、和やかな交流がされました。
札幌市が、精神障がい者などへの一部改善はあるものの財政事情を優先し、福祉乗車券と定期券を廃止するなど大幅削減を内容とした障がい者交通費助成制度の「見直し」を明らかにしたことで、障がい者の間に不安と怒りの声が広がっています。
日本共産党の岩村米子議員(南区選出)は先の第1回定例議会の保健福祉委員会で(2月26日)当事者の声を聞くといいながら財政事情先にありきの見直し案に「もっとも弱い人たちのための必要な経費は確保する立場を守り、一から出直す気持ちで制度の改善にあたれ」と強く求めました。
北野在住の「交通権を考える連絡協議会」会長の後藤昌男さんは「『自立支援法』による負担増に加え『障害者権利条約』の国際的流れに逆行し、財政難を理由に障がい者の社会参加の道をせばめ、生存権を脅かすもの。5日に開いた障害者団体と札幌市との意見交換会でも切実な声が噴出しました。市は白紙に戻し当事者の声を聞いて制度改善に当たるべき。市に説明会を開かせたり、署名に取り組むなど運動を広げたい」と話しています。
清田区内の五つの地域9条の会でつくる清田区9条の会連絡会は、5月4〜6日千葉県の幕張メッセで開かれる「9条世界会議」に区内在住の学生など2人の若者を共同して派遣する募金に取り組んでいます。一口500円で、それぞれの地域の9条の会の役員、世話人が取りまとめています。
入学、進級の季節。しかし喜べぬ事態も。公立中高一貫校や学校選択制の拡大で義務教育から格差を拡大する「教育改革」が進行中だ▼東京・杉並区和田中が大手進学塾と連携して「夜スペ」を開設。目的は「都立進学重点校や私立の中上位校狙いの夜の特別コース」。一般の塾より格安で部活後に参加できる「教育サービス商品=夜スペシャル」だという▼「学校の公共性、非営利性に反する」との声にリクルート出身の校長(3月で退任)はPTAを解体しPTA協議会を脱会。「保護者も意見を出せない。助けてほしい」と匿名の手紙が区内のPTA関係者に届き波紋が広がった▼子どもはどこで育てるのか。東京のことといってはおられない。(佳)
「清田区新聞」08年04月13日付より