Since 2007/03/08
政府と自・公両党が改憲手続き法案の5月中旬強行成立を画策するなか、憲法施行60周年の3日、全国各地で「憲法九条守れ」「改憲手続く法案は廃案に」の行動が全国でくり広げられました。
札幌市では、「許すな壊憲!道民集会」が開かれ、約700人の参加者が、憲法九条を守るため全力をあげることを誓い合いました。
集会では、自由法曹団前団長の坂本修弁護士が「許すな壊憲! いま、日本国憲法が輝くとき」と題して記念講演。改憲手続き法案=国民投票法案の問題点を指摘しました。
日本共産党の紙智子参院議員が来賓あいさつし、国会での審議状況を報告、「参院で廃案にするためともに頑張りましょう」と訴えました。(写真右)
参加者はこのあと、市内をデモ行進しました。
清田区革新懇は3日午後、西友前で街頭宣伝をおこない、、参加した11人がハンドマイクやパネル、ビラで「憲法九条を守ろう」と訴えました。
清田区革新懇事務局の松崎均さんや日本共産党の吉岡ひろ子さんが演説。吉岡さんは「日本をアメリカとともに『戦争する国』にしないため、力を合わせて参院で廃案に追い込みましょう」と呼びかけました。
「許すな!憲法改悪」「貧困・格差をなくそう」――第78回メーデー北海道集会は1日、市内中島公園・自由の広場で開かれ、78団体約3500人が参加、集会後大通公園までデモ行進しました。
ジェットコースターの車軸が折れ乗客が死傷する事故が大阪・吹田で起こった。身の毛がよだつ「絶叫マシーン」。点検のルールも不明確だったようで、企業側の怠慢が引き起こした惨事といえる▼それにしても、企業のルール破りが目立つ。偽装請負とか、保険金不払いとか、原発事故隠しとか―。 「天下り」による官民癒着の談合もその例だ▼では「天下り」規制のルールを、と持ち出されたのが内閣府に新設する「官民人材交流センター」。規制どころか自由化のためなのは見え見え▼ルール破りには徹底した点検と究明が必要。参院選は国民による政治総点検のチャンスだ。(倉)
「清田区新聞」07年05月13日付より