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3日の代表質問で、岩村よね子議員が一番時間をとったのが「家庭ごみ有料化問題について」でした。
9月27日上田市長が発表した「スリムシティさっぽろ計画」(一般廃棄物処理基本計画)の中で家庭ごみを減らす目的ということで有料化をうちだしたことで再浮上したものです。
岩村市議が「ごみ問題の根本的な解決のためには、製品をつくる生産者責任の徹底以外にありません」と言い切りましたが本当にそうだと思います。「くさいにおいは元から絶たなきゃダメ」と、昔何かのコマーシャルにありましたけれど・・・。
容器や包装の廃棄物処理費用について、ドイツでは100%が事業者負担です。ところが日本では85%が自治体負担です。
事業者負担させることによって、処理費用は製品価格に転嫁され卸業者、消費者も負担することになります。
私たち市民のごみ問題や環境問題への意識も高めなくてはなりませんが、だからといって「有料」にすれば解決することではありません。
11月から2月まで全市で300回の説明会を行うそうですので、この中で“有料化反対”の声をたくさんあげて、ストップさせようではありませんか。
「清田区新聞」07年10月21日付より