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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

冬季オリパラ

朝夕がすっかり冷え込んでストーブが恋しい季節がきました。第3回定例会もあと2週間です。全力で頑張ります。

私はなかなか参加できていませんが、冬季オリパラ招致の是非を問う「直接署名運動」が盛り上がりを見せてきたところですが、先週「冬季オリパラ2大会 同時決定が焦点」のニュースが飛び込んできました。

秋元市長は14日、開催地が内定する見通しの11月末からのIOC理事会までに市民などの民意を確認することは「現実的に難しい」と述べ、同時決定なら、34年大会招致が絶望的な状況になるとの認識を明らかにしました。

しかし、それでもまだオリパラヘの未練は捨てがたく、「34年以降の大会の開催可能性を探っていく立場に変わりはない」と表明し、招致活動を続ける考えを示しました。秋元市長は市長である限り、永遠にオリパラに向かつて走り続けるのでしょうか。

問題は、招致活動で走るためには札幌市の多額の税金が使われることです。34年以降もまだ招致活動をしたいなら、住民投票をやって市民の意見を真面目に聞かなきゃなりません。

明日、決算特別委員会(第二部)に秋元市長が出席します。市長は何を語るのか、視線の先に市民の暮らしや姿はあるのか――注視したい。

(2023年10月17日 記)

「清田区新聞」2023年10月22日、29日付合併号より

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