ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

ストップ!インボイス

先週、「ストップ!インボイス」の運動をしている、フリーランスで働くアニメーターの若い方々が、市議会に見えました。

いただいたアンケート資料には、「この業界は不遇時代が長く続いても、突然花開くことがあります。その不遇の時代を乗り越えるだけの体力を奪わないでほしいです」(40代商業漫画年収100万円以下)、「免税事業者からお金を搾り取る政策は漫画業界だけでなく、多くの事業者を衰退させる愚策でしかありません」(20代商業漫画家年収300万円台)などと書かれ、アニメ、声優、漫画、演劇業界、どの業界もインボイスの導入で、2から3割が、廃業を検討しているといいます。インボイスは若者の夢を奪い、文化の衰退をも招きます。

今まで、年収1000万円以下の個人事業者は、消費税を免税されていましたが、インボイス制度の導入で、登録するか選ばなければならず、登録すれば消費税を払う、登録しなければ取引先から外されるという、どちらもいばらの道です。

札幌市にはマンガやアニメの専門学校もあり、仕事についている方も多い街です。実態調査をして市民の雇用や暮らしに寄り添うべきです。

10月1日からのインボイス導入強行はストップしかない!

(2023年9月26日 記)

「清田区新聞」2023年10月1日付より

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