毎日の猛暑、暑さに耐えきれず、吉岡事務所の押し入れ奥にしまい込んであった扇風機を今日、出しました。
先日お会いした透析患者さんは、1日200ccしか水分をとれないと話していました。病弱な方にとってはまさに命に関わる問題です。
異常気象と地球温暖化対策として、世界はCO2を多く排出する「石炭火力」から撤退の方向を進めています。
ところが、安倍政権は7月初めに出した「エネルギー基本計画」で、石炭火力発電を基幹電源と位置付け、「成長戦略」の柱として確認しました。さらに、アジア各国に輸出し、事業支援していることに国際的な批判が巻き起こっています。
世界的には気温が50度を超える地域もでて、ロサンゼルスでは熱波による山火事が20件発生。1週間以上燃え続け犠牲者もでています。
この先どこまで気温の上昇が続くのか、誰もが不安を抱いているのではないでしょうか。
平和の問題で世界と逆行する安倍政権は、エネルギー政策でも、「原発」「石炭火力」にしがみつく異常ぶりです。
「温暖化対策」「再生可能エネルギー」に真面目に向き合わなければ、地球も人類も滅んでしまいます。
そう考えると背筋がヒンヤリとしてきます。
(7月31日記)