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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

休日

久しぶりに完全な休日が取れましたので小旅行に出かけました。行き先は、岩内の「木田金次郎美術館」。

前日はワクワクしながら床に就きました。ワンピースとサンダル姿で朝、7時半に家を出ました。

JR新札幌駅から、汽車に乗りました。長いすに座り、のんびり。突然、反対側の窓越しに海が現れました。

窓の向こうに広がる大海原に見とれながら、列車に揺られ小樽駅で下車。

小樽駅前からバスで1時間半で岩内に到着。

「ホッケ定食」で少し早い昼食をとり、漁港のそばに立つ「木田金次郎美術館」に向かいました。

木田金次郎は、有島武郎の小説「生まれいずる悩み」の主人公のモデルとして有名です。家業である漁師をする傍ら、絵筆をとり終生、岩内の自然を描き続けました。

来館者は私だけ…ゆっくり鑑賞し、屋上に上がりました。

ドアを開け外に出ると、浜特有の香りに包まれました。

手すりにもたれかかって遠くの海や漁港を眺めていると、右前方に丸く白い建物が3つ並んでいるのが見えました。

停止中の泊原発。食の宝庫北海道でただ一つの原発が、私たちの命の源である豊かな海に、刃を向けて立っている――。そんな印象でした。

夕食も海の恵みを頂きました。

「清田区新聞」18年7月29日付より

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