お産扱いのために、浜松市に来てから、きのうで２週間になりました。

殆どは家の中での生活ですが、スーパーやコンビニに買い物に行くときには、道々の花や樹木が目を楽しませてくれます。一度だけ観光の時間がとれ、市役所の隣という便利さもあって浜松城を訪れました。

ＮＨＫで放映中の「軍師勘兵衛」の時代に徳川家康が居城していたお城ということもあって、身近に感じながら見てきました。お城の天守閣は1950年に建てられたものですが、自然石を組み込んだ野面積みといわれる石垣は、400年の風雪に耐えてきた見事なものです。大きな石が数千個、重機のない戦国時代にどれだけの汗と血が流されたことだろうか――。

きのうは、１週間下痢が続いている孫を、小児科医院に連れて行きました。

お医者さんからは、「体重も増えているので心配はいりません。おむつかぶれに気をつけてください」と言われ、ホッと胸をなで下ろして、定額の医療費500円を支払ってきました。

孫の愛らしさと成長に疲れも忘れる２週間だったとともに、娘と過ごす貴重な時間でもありました。

娘家族への産後の支援も明日まで――明日の夜遅く敦賀からフェリーで帰ります。

（08月05日記）

「清田区新聞」14年08月10日付より