お天気も梅の花も最高の梅見会――！　と、おととしの「お元気ですか」に書いていました。

でも今年の梅見会は、それだけではありません。

参加者が43人と、ここしばらくでは、最もたくさんのかたが、来てくださいました。

自宅から40分かけて歩いてきた80代のＢさんご夫妻や、「今は長期入院の主人と、一緒にここに来たことを思い出します」と初参加のＩさん。

朝の早くから作ったお赤飯や煮物などを差し入れてくれたＴさんはじめ、女性陣ご自慢の手料理に舌鼓をうって、話に花が咲きました。

私はナポリタンスパゲッティーを、朝30分ほどでパタパタと作って持参。大きな容器に入れていきましたが、きれいに食べてもらいました。

清田区後援会の「梅見会」ももう十四、五年になるでしょうか――。

車座になってみんなの笑顔を見ていると、毎年山菜料理を作ってくれた――今は長期療養中のＴさんや、前後援会長の村岡さんがそこに一緒にいるような気がしてくるのです――。

今年初めて参加したＵさんの「相撲甚句」が心に沁みてきます。

聞き惚れ慌てて「あー　どすこい　どすこい」と手を打ちました。

手打ちの音で、張り詰めた空気がゆるんで息をつきました。

みんなの思いは一つ、「来年の梅見会は必ず祝勝会にするぞ――！」

（05月13日記）

「清田区新聞」14年05月18日付より