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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

「原発出前授業」

絆断ち切る放射能

子どもたちと未来への責任果たそう

「原発出前授業」で福島第一原発事故の現状と被災地の実情を話す川原さん
「原発出前授業」で福島第一原発事故の現状と被災地の実情を話す川原さん=22日、清田区民センター

倉本聰(そう)、雨宮処凛(かりん)、小野有五(ゆうご)さんら5人が呼びかけた「さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会」はいま「原発のない北海道を『全道100万人署名』」に取り組んでいます。同署名に清田区で取り組んでいる団体や個人が呼びかけた、現役高校教師の川原茂雄さんの「原発出前授業―福島のお話」が22日、清田区民センターで行われ35人が参加しました。

川原さんは今年春に福島県を訪ねて調査した状況を踏まえ、福島第一原発事故の現状や被災地の実情を写真や図表を示して解説。原発について「再び全原発が停止となったいま、このまま廃炉にすべき」とのべ、安倍政権の原発輸出や再稼働を急ぐ姿勢、オリンピック委員会での発言を厳しく批判しました。

福島県では、限度以上の線量下や「放射線管理区域」相当の地域で人が暮している現状、除染による廃棄物が「仮に」通学路にも積み上げられている状況を示し、「子どもを守る大人の責任が問われている」と指摘。「放射線は遺伝子を切断するだけでなく人と人、土地と人のつながりも断ち切る」と原発がもたらしたものの罪の深さを告発。「福島の子どもを守るため力を貸してほしい」と訴えました。

「全道100万人署名」清田区の会が発足

発会を提案する河原さん
発会を提案する河原さん=22日、区民センター

「出前授業」のあとその場で、「『全道100万人署名』清田区の会」発足会が開かれました。

発足会には21人が参加。河原亜雄さん(真栄)が準備会からの提案を行い、発足が確認されました。そして会の代表に吉岡ひろ子さん(北野)、代表代行に関口巌さん(平岡)が選ばれました。

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増税中止  力合わせて

後援会が街頭宣伝

「来年4月からの消費税増税を中止させよう」と呼びかける田中会長ら
「来年4月からの消費税増税を中止させよう」と呼びかける田中会長ら=24日、地下鉄南郷18丁目駅前

清田区の日本共産党と後援会は24日朝、吉岡ひろ子清田区市政相談室長、田中秀夫後援会長を先頭に、地下鉄南郷18丁目駅頭で通勤客らに定例の街頭宣伝を行いました。

田中会長は、消費税増税、雇用、原発、憲法など、安倍政権の暴走ぶりを批判。特に消費税引き上げの3%のうち2%は景気冷え込み対策として大企業に大盤振る舞いするという矛盾を指摘。「消費税増税はさらに景気冷え込みと財政危機を招く」とし「国民生活をまもるため、国民と共産党が力合わせて消費税増税を中止させよう」と呼びかけました。

吉岡さんは、自身の双子の孫を実例とし、保育料の高さ、子育てしにくい社会のありかたついて話し、子育てや教育に光を当てる政治のあり方を訴えました。また、先日の「原発出前授業」で紹介されていた、除染廃棄物が通学路に山積みされている実態、住民を対立させる「補助金」の実態などに触れ、放射能は人とひとの絆をも断ち切るものだと指摘し、日本共産党の「汚染水危機打開の緊急提言」を紹介しました。

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北海道母親大会開く

憲法守るのも母親の力

「全道の母親、女性たちが憲法の語り手になろう」と第56回北海道母親大会が21日、札幌市で開かれ、全体会と「女性の権利」や「子どもと教育」など10の分科会、特別分科会が行われ、のべ1700人以上が学び、語り合いました。

全体会では年金引き下げ、矢臼別演習場の砲弾演習場外着弾事件、生活保護引き下げについて3人の女性がそれぞれ報告しました。

伊藤真弁護士(伊藤塾塾長)が「私が幸福になるために生まれた憲法―活かし守り輝かせよう」と題して講演。「生命を育て生命を守るのと同じように、憲法を育て憲法を守るのは母親の力だと思います」と話しました。

日本共産党の紙智子参院議員、道労連の黒澤幸一議長、北海道青年革新懇の柿田秦成事務局長があいさつしました。

大会後、母親パレードが行われ、「STOP! 原発再稼働・消費税増税・TPP参加」をアピールしました。

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市民団体が憲法で講演会

いま、憲法の危機に立ち向かおうと、札幌市で活動する地域や職域、分野ごとのたくさんの九条の会が中心となって実行委員会をつくり、「平和・憲法・市民」講演会が計画されています。

講師は中央大学教授の目加田説子さんで沖縄・八重山民謡第一人者・大工哲弘さんの演奏もあります。

11月1日、午後6時から札幌市教育文化会館大ホールで開催され、資料代として500円が必要です。

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コラムコラム「清風」

中学の同期会、高校の合同のクラス会と旧友との再会が続いた。高校同窓会札幌支部の集まりもこれから。今年は当たり年▼「マイ名簿」で選挙はがきを送った相手もいる。選挙期間中につながりきれなかった相手もいる。それとなく祝意を示すものもいたが、むしろおおっぴらに話題にするものが多かった▼「よかったね」「まだ続けていたのか」「選挙はがきでSチャンを思い出し今日来る気になった」「オレは違うが理解はしてる」などなど。思わぬ人が「私も原発のデモに参加したことが」と言う▼全ての人が理解者でも支持者でもない。嫌ってるものもいるだろうし、人は簡単に信条を変えることもない。でも自分を隠さず、自分から選り好みしないことだ。そうすればやがて理解される日も来るだろう。(S)

「清田区新聞」13年09月29日付より