Since 2007/03/08
14日、参院選の勝利をめざす清田区の日本共産党演説会が開かれ、雨模様にもかかわらず、会場を埋める135人がつめかけました。
紙智子参院議員はこの日、仙台市での演説会に臨んでいて参加できないため、紙議員の街頭演説のビデオが上映されました。そのなかで紙議員は、「百害あって一利なしのTPP。反対を貫く日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。
森つねと参院道選挙区予定候補は、「安倍政権の暴走に国民は真剣に政治的模索をしています。紙智子参院議員をはじめ比例候補5人全員を当選させて、今度こそ日本共産党を伸ばしてください」と訴えました。
大門実紀史参院議員は「アベノミクス」を批判。「恩恵を受けるのは大企業と富裕層。格差をますます拡大するだけのもの、ということを広げよう」と呼びかけました。そして、TPP、原発問題などを解明。TPPについて、「安倍首相が『守るべきものは守る』というのはデタラメ。参加すれば関税撤廃は時間の問題」と指摘。「まだ参加が決まったわけでなく、国会の承認も必要。今度の参院選で審判を下そう」と日本共産党の躍進を訴えました。
吉岡ひろ子清田区市政相談室長も演壇に立ち、市民に冷たい市政、切実な要求に背を向ける他党議員の実態を指摘、「参院選に必ず勝利し、2年後の市議選で議席を獲得したい」と決意を述べました。
年金支給日の15日、年金者組合札幌清田支部は、西友ストア清田前で年金切り下げに反対する宣伝・署名活動を行い、組合員7人が参加しました。
鈴木支部書記長、妹尾支部長がマイクをとり、「物価が下がっているから年金切り下げというが、高齢者の生活実態を無視するもの。実際は灯油や食料品など上がっています。消費税増税、医療・介護保険などの負担増も押し寄せます。切り下げなんてとんでもない。来年4月予定の消費税増税は中止させましょう」と訴え、「年金切り下げやめよ、消費税増税中止」の署名を呼びかけました。
寒い日でしたが、年金を受け取りにきた高齢者や買い物客が足を止め、対話と署名に応じていました。
この日の朝には新日本婦人の会清田支部も北海道銀行清田支店周辺で消費税増税などに反対する宣伝と署名に取り組みました。
会員6人が参加し、TPP参加反対も訴えました。TPP参加で農と食の安全や国民医療、皆保険制度が脅かされることは女性にとっても大きな関心事。署名に応じながら「TPPに関心を持たないとだめですよね」と話す女性もいました。
清田区の日本共産党後援会と党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんは16日朝、国道36号線沿いの真栄バス停前で通勤時宣伝を行いました。
美しが丘後援会の松崎さんは、TPP事前交渉はアメリカ言いなりであることや、憲法改悪問題では96条改定の危険な狙いを訴えました。
吉岡さんは、安倍首相とマスコミ幹部の会食問題を取り上げ、権力迎合の大手メディアを批判。「夏の参院選で厳しい審判を下しましょう」と訴えました。
街を埋めた雪も消え待ちに待った春が到来。日高のサクラは、平岡のウメはと話も咲く▼春といえば、かつて「沖縄デー」としてたたかった、沖縄が、千島が日本から切り離された日、4・28だ。そして5・3憲法記念日、5・5子どもの日と続く▼民族の屈辱の日を祝おうという宰相が現われたのはビックリだが、夏が平和を考える季節とすれば、春は憲法を考える季節としてふさわしい▼四季の移ろい、折々の美しさ、その中で育まれた文化とか民族といった諸々のもの。過ち、その克服。それをひっくるめて僕らは愛している。日本国憲法はそれらとよくなじんでいるのだが、そのことに目を向けない人々は、多分、本当の愛国者ではない。(さ)
「清田区新聞」13年04月21日付より