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16日に投開票された衆院選挙で日本共産党は、はたやま和也道政策委員長を道比例候補に、森つねと道3区国政対策委員長を小選挙区に立ててたたかいましたが議席には届きませんでした。厳しい中でも比例ではあと4万7千票、前回11位から9位へと迫りました。
17日、党道常任委員会は総選挙の結果について談話を発表しました。→「総選挙の結果について」
2012年衆院小選 挙区(森つねと) | 2010年参院選挙 区(畠山和也) | 2005年衆院小選 挙区(川部竜二) | ||||
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得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 | |
清田区 | 3,921 | 7.2% | 3,819 | 6.4% | 4,323 | 6.7% |
総得票 | 19,705 (3区) | 8.2% | 200,231 (全道) | 7.2% | 23,142 (3区) | 7.9% |
2012年衆院比例 | 2010年参院比例 | 2009年衆院比例 | ||||
得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 | |
清田区 | 3,491 | 6.4% | 3,651 | 6.1% | 4,684 | 6.8% |
北海道 | 182,968 | 7.0% | 186,332 | 6.7% | 241,345 | 7.3% |
選挙戦で奮闘した森つねとさんは、17日午後、西友清田店前で吉岡ひろ子党清田区市政相談室長の司会で演説し、「期待に応えられなかった力不足をおわびします。自公政権復活の結果は民主政権の失政への国民の怒りの反映ですが、自民党の支持が広がったのではありません。憲法改悪を掲げる政権の誕生は危険ですが、国民との矛盾を広げざるを得ません。一党員として道民の願い実現のため、参院選勝利のため全力を尽くします」と決意を述べました。
11月29日から始まった第4回定例市議会で6日、小形香織市議が日本共産党の代表質問に立ちました。
小形市議は、市長の政治姿勢や児童心療センター問題、子どもの権利条例、公契約など、9項目にわたり上田文雄札幌市長にただしました。
生活保護について小形市議は、11月に、東区で生活保護を受けていた88歳の母と61歳の息子が電気と水道を止められたうえ孤立死していた問題について、「11月14日に水道局が給水停止をした。中に人がいる可能性があれば、停止すべきでない。給水停止の在り方を再検討すべき」「区の保護課は、11月19日に新聞がたまっていることを確認。その後20日、21日と訪問。この時点で、入室していれば助けられたはず」とただしました。
市は「水道局は、訪問を繰り返したが、応答がなく、やむを得ず給水を停止。保護課が1か月前に訪問した際、元気な姿を見せており、新聞が4〜5日たまっていても、異常を察知することは難しかった」などと答弁。
再質問で「担当した職員を含め議論し、どう防ぐのか教訓を導き出せ」と厳しく詰め寄りました。
市営住宅の家賃減免の「見直し」に反対する陳情は11日、市議会建設委員会で審査され、継続審議となりました。陳情はこの日までに、147団体から提出され、署名は1万30筆に達しました。
建設委員会では陳情者を代表し、佐藤勢津子さん(67・北区)、後藤昭治さん(74・厚別区)、家森博さん(76・同)の3人が趣旨説明を行いました。「特に収入の低い人たちが大きく値上がりすることに。こんなひどい話はない」(佐藤さん)「署名集めに回ったが圧倒的に反対。私の地域では8割が年金生活者で必要な治療をガマン。減免制度の利用者はこうした人。『見直し』はやめて」(後藤さん)「収入は二人の年金で200万円以下。家賃減免があったので暮らしてこられた。『見直し』されると家賃は2倍。住民の声をもっと聞くべき」(家森さん)などと訴えました。
討論で、日本共産党の宮川潤議員が「入居者は反対が多数」「病人や障害者が苦労しながら生保を受けないで生活している」「最低生活費を下回るのは公住法の趣旨にも憲法25条にも反するのではないか」等と指摘しました。市側は「余裕ある生活はしてない」「51%の反対を重く受け止めている」としながら「受益に見合った負担は必要」「最低生活の保障は、公営住宅だけでなく総合的にされるべき」などと居直りの答弁に終始しました。
民主、自民、公明からは発言がなく、継続審議となりました。
日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は18日朝、国道36号線の真栄バス停前で通勤客らに街頭演説。総選挙の結果について報告しました。
吉岡さんは、選挙結果の評価に触れ、「議席倍増という目標を果たせなかったことをおわびし、ご支援に感謝します。草の根の力を強め、国民のみなさんの期待に応えられる党を築きます」と決意を述べました。
「清田区新聞」12年12月23日付より