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日本共産党北海道委員会と札幌、石狩の地区委員会などが24日開いた演説会に2000人が参加しました。
演壇に立った市田忠義書記局長は「どうしたら希望ある明るい社会へ進むことができるかいっしょに考えたい」と切り出し、消費税大増税と社会保障切り捨ての一体改悪、TPPの問題などについて解明、「道民の願いを体現できる日本共産党の議席がないことは、道民にとっての最大の不幸だ」と強調、真の対決軸を隠す「目先を変えた勢力」として出てきた橋下徹大阪市長の「大阪維新の会」の古くて危険な性格を解明し、「政治の行き詰まり打破の展望を示す唯一の党、日本共産党を大きく躍進させてほしい」と訴えました。
はたやま和也衆院比例候補(道ブロック)は「日本共産党には政策も政治を動かす力もある。もっと多くの方のふところに飛び込んで頑張りぬく」と決意を語りました。
北電泊原発に隣接する岩内町で24日、「泊原発1、2号機の再稼働を許さない北海道集会INいわない」が開かれ1500人が参加しました。
主催は脚本家の倉本聰さんら5人が呼びかけた「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会。
集会で小野有五北大名誉教授は「福島第1原発と福島市の距離は泊原発と札幌市とほぼ同じ。泊原発の汚染は、全道に広がります」と指摘、「泊原発が活断層地帯にあることは科学の常識」と警告。福島県農民連会長の亀田俊英さんは「農業と原発は相いれない。ともに頑張り、原発ゼロの日本をつくろう」と呼びかけました。
集会後、参加者は岩内漁港から町の中心部へデモ行進。「原発を止めよう」「再稼働は認めないぞ」「子どもたちを放射能から守ろう」と訴えました。
このほど日本共産党の伊藤りち子札幌市議は、市議会予算特別委で生活保護申請の改善と障害者の実態調査についてただしました。
白石区の姉妹孤立死事件について伊藤市議は「姉が相談にきた時、なぜ申請しなかったのか。『生活にお困りの方に』のリーフレットには、だれでも申請できることや申請の流れがきちんと書かれておらず、説明されてない。改善し、申請書も必ず渡して説明すべき」と求めました。生活保護担当部長は「リーフレットをどのようにするか、逐次見直していきたい」と答える一方、申請書について「生活保護の仕組みを理解してもらって申請用紙を渡し申請してもらうシステムだ」と答弁。伊藤市議は「保護の相談に来た人には無条件で申請用紙を渡すこと。その場で申請書類を提出しなかった人は区役所からフォローを」と求めました。
また伊藤市議は、市障がい福祉課が、福祉サービスなどを受けていない障害者の生活実態を調査していることについて、「電話や訪問もしてすべての実態を把握し、調査後の見守りや障害者の相談には専門的知識を持った職員を増員し、対応すべきだ」と求めました。
障がい福祉担当部長は「区の組織体制の見直しを含め、総合的に検討していく」と答弁しました。
野田内閣が消費税増税法案の閣議決定強行への動きを強めるなか、日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は、消費税増税と社会保障の一体的改悪を阻止する国民運動を広げようと、全力で訴えています。
25日朝、美しが丘の「フードD」前の月1回の定例宣伝には後援会員7人が参加、美しが丘後援会の松崎さんが消費税増税と社会保障の一体的改悪を批判、日本共産党の「提言」を紹介し、「増税阻止のため運動を広げよう」と訴えました。
27日には地下鉄南郷18丁目駅で定例宣伝。関口後援会事務局長が消費税増税阻止を訴えました。吉岡さんは3・11大震災・原発事故1周年を機に全国で震災復興・原発ゼロへの大きなうねりが日本列島をおおったことを紹介。25日、東京・渋谷の反原発の「ツイッターデモ」に1000人の若者が参加したことにも触れ、「現状を変えるために行動する人たちが続々と。いま、運動を広げれば大きな力になります」とのべ、「消費税増税阻止、TPP反対、野田政権の悪政を許さない国民的な運動に立ち上がりましょう」と訴えました。
年金者組合清田支部は年金支給日の4月13日、年金引き下げ、支給年齢先延ばしなどの年金改悪に反対し、最低保障年金制度の確立、無年金・低年金者に3・3万円の緊急措置などを求め午前10時、西友前集合で宣伝・署名活動に取り組みます。
組合員はもとより、多くの参加を呼びかけています。
詩人・吉本隆明の訃報がニュースを賑わし「戦後思想の巨人」とかいう賛辞も溢れたが無責任のきわみだ▼「既成左翼」の徹底批判=反共の立場から、かつての「新左翼」の教祖的存在となり、「全共闘」の若者らの熱狂的支持を受けたことは周知のことだ。彼に影響され、誤った運動に関わり、暴力で傷つけたり傷ついたり、人生を損ね、命すら失ったりした若者たちは少なくはなかろう▼彼が賛美した「全共闘」「新左翼」は内ゲバのすえ惨憺たる末路をむかえる結果となったのだが、彼の「教祖」としての責任を不問にしていいのか▼マスメディアのこうしたいい加減さは、「橋下」という危険な「道化師」を天まで持ち上げるのと同根なのだ。(S)
「清田区新聞」12年04月01日付より