Since 2007/03/08
カウンタ

日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
〒004-0832
札幌市清田区真栄2条1丁目8-7
TEL:
011-888-6777
FAX:
011-888-6776

吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

生活相談200件

8月下旬、清田西友でお子さん連れのKさんに偶然声をかけられました。

4年前に生活保護申請に同行し、受給後も何度か連絡をとっていましたが、久しぶりの再会でした。

真夏日の午後の暑さに誘われ、ソフトクリームを食べながら近況を聞きました。

彼女は「心身に無理がかかって最近仕事をやめたの――」と大きな瞳を伏し目がちに、力なくつぶやきました。

私が生活相談活動を始めたのは、2007年の市議選後、今の事務所ができてからですが、周知されていなかったせいか、その年の相談件数は片手に余るほどです。

本格的に相談が入り始めた2008年お正月あけから、生活保護申請、生活苦、遺産相続、年金、労災、借金、国保、市税、市住、職場の対人関係、離婚、詐欺、企業運営、保育園入所――など多岐にわたり200件を超えました。

2008年35件、2009年66件、2010年44件、2011年32件、2012年22件。

弁護士や社労士など専門家の協力があっての相談活動で、心強い限りです。

憲法13条に「個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重」がうたわれていますが、そのための手助けをすることが、生活相談活動の目的なのだと思います。

深刻な問題も少なくありませんが、精一杯生きている人たちを応援しながら、私自身が励まされているのが現実です。

相談者からいただいた、大きくて真っ赤なトマトがおいしそう――。

(9月12日記)

「お元気ですか」は隔週掲載(更新)です

「清田区新聞」12年09月16日付より