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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

被災者に寄り添って

3月11日、「早期復興! なくそう原発! 許すな再稼働!」集会に参加しました。

余市町から参加の小学4年の安西由羽さんが集会アピールを読み上げたあとに「私たち子どもには希望があります。大人の皆さん、がんばってください。私たち子どももがんばります」と訴えた姿に背筋を正された思いでした。

澄み切った青空を仰ぎながら、カンパ活動や気仙沼への救援ボランティアなど、協力してくれた方々の顔を思い浮かべ、「原発から撤退を」の、共産党ののぼり旗をもって行進しました。

原発大国のフランスでは、この日、脱原発を求める「人間の鎖」行動に、6万人が参加したという記事を13日付けの「赤旗」日刊紙で見て、衝撃を受けました。

昨日、西友で平岡の読者Nさんに偶然お会いしました。

「市民ホールで開催された『メモリアルコンサート』に参加したの。コンサートやお話も良かったけれど、それ以上に良かったのは、隣り合わせの席の宮城県からの被災者とお友達になったことなの。障がいのあるお子さんを抱えて、親類もいない札幌に転居してきた方で、講演もそこそこに、いっぱいお話を聞いたの。原発問題で共産党ががんばってきたことも、ちゃんと話したからね」と息せき切って笑顔で話し、さらに「レタス食べたくて一個買ったけれど多いから半分もらって吉岡さん!」

被災者に寄り添って――このことを改めて学ばされました。

(3月14日記)

「清田区新聞」12年03月18日付より