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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

フリースクール支援は学校教育の否定?

6月の定例市議会も明日で閉会しますが、3回の特別委員会のうち、2回傍聴しました。

いずれも午後1時開会です。

23日には地区委員会で会議のあと、急いで駆けつけたのですが、駐車場に入るのに30分近くかかり、開会にまにあいませんでした。

この日の特別委員会は総務委員会関係で、防災対策やゴミ減量化などについて審議されました。会議半ばで、20分ほどの休憩時間があるのですが、特に古参議員に遅刻が多いのが気になりました。

27日は午前の会議の後、お弁当とお茶を持って行き、党議員団控え室で食べました。

この日は文教委員会関係でしたが、その中で私の耳を疑うような質疑があったのです。

不登校の子どもの居場所としてのフリースクールは、現在道教委が把握している24校のうち、札幌市内に14校あります。

今年度の補正予算に「子どもの学びの環境づくり調査研究事業費」として、フリースクールの支援のあり方の調査・検討に155万円が、新規に計上されました。

この補正予算に対して

「フリースクールに支援することは不登校をふやすみたいなものだ。民間施設の応援は不登校を容認するもの」

「学校教育の否定にならないか」

「NPO(に通っているの)は100人程度。(他の不登校の)1000人はどういう扱いをしているか。バランスをかいている」

と質問したのは、清田区選出の新人議員(自民・市民会議)です。

こういう方が幼稚園の園長さんで議員なんです。

「それでも教育者ですか!」と言いたいのを我慢して事務所に帰ってきました。

(6月29日記)

「清田区新聞」11年07月03日付より