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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

一貫した姿勢に信頼

願い裏切らぬ共産党に注目が

23日、日本共産党清田区後援会は、後援会員ら4人で地下鉄南郷18丁目駅頭で定例の宣伝をおこないました。

南郷18丁目早朝宣伝街頭で訴える吉岡氏=23日、南郷18丁目駅頭

マイクをとった吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は、この間の中間地方選挙で共産党が議席と議席占有率を伸ばしていることを紹介、日本共産党の政治姿勢と政策が、従来の支持政党の枠を超えて注目されているとし、日本共産党こそが「みなさんの願いにこたえる党です」と訴えました。

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学童保育対象学年拡大を検討

札幌市議会代表質問坂本議員に答弁

南郷18丁目早朝宣伝坂本きょう子市議

日本共産党の坂本きょう子市議は24日、第1回定例市議会本会議で代表質問に立ち、上田文雄市長の政治姿勢や、新年度予算案、経済・雇用対策、子どもに関わる問題、車に頼らない街づくりなどについてただしました。

坂本氏は、市長の政治姿勢に関し、5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向けた見解をただしました。

市長は「札幌市の加盟する平和市長会議では2020年までの核兵器廃絶への道筋を示す『ヒロシマ・ナガサキ議定書』の採択を目指しており、会議が成功することを期待している」と答えました。

また坂本氏は、共同学童保育所について、対象学年の段階的拡大、補助要件を下回った場合の年度末までの補助継続について、前向きの姿勢を示すよう求めました。

市理事者は高学年受け入れについては課題があり、年度途中で10人未満となった場合の補助継続の対応も「実施時期を含め検討したい」と答えました。

さらに坂本氏は、緊縮財政にはかわりないなかで、市民の暮らし、福祉を守り、経済をささえ、雇用確保をはかるうえで努力すべき課題があるとし、子どもの医療費助成の拡充、介護保険料・国保料の引き下げ、特養老人ホームと市営住宅の増設を求め、保育料、市営住宅家賃などの値上げは行うべきでないとただしました。

市は特養ホーム待機者の減少に積極的に取り組むとしつつ、保育料、市住家賃については国の制度改定に伴うものと答えました。

坂本氏が、車にたよらない街づくりはCO2削減に有効、都心一極集中型の転換になるとして、公共交通の位置づけ、利用の向上など、部局の垣根を越えた取り組みと市電延伸の具体化を求めたのに対し、市は、それは「環境首都・札幌」にふさわしい街づくりの方向性だと賛意を示し、各部局が垣根を越えて一層連携するとし、市電の延伸については会期中に「考え方」を示したいと答えました。

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後期高齢者医療広域連合議会

保険料5%アップ共産党議員が反対

75歳以上の高齢者に高い保険料と差別医療を押しつける後期高齢者医療制度で、「北海道後期高齢者医療広域連合」は19日、札幌市で定例議会を開き2010、11年度の保険料を決定しました。

被保険者1人あたりの保険料は、軽減措置後の年額が6万5319円で、これまでより3102円、4.99%もの引き上げとなります。北海道・東北の各道県では、北海道、宮城、秋田、山形、福島が保険料を引き上げ、青森、岩手が据え置きとなりました。

今回の改定で、保険料計算の均等割額は4万4192円(現行4万3143円)、所得割率は10.28%(同9.63%)に引き上げられました。

道内市町村の首長、議員32人で構成する広域連合議会で、日本共産党の議員は2人。清水雅人滝川市議と中橋友子幕別町議は、「制度を廃止し、それまでの間は保険料を据え置くという政府・民主党の公約はほごにされた。しかも北海道の保険料はこれまでも全国的にみて高額で、今回の引き上げ率も高い」と厳しく指摘し、保険料値上げに反対しました。

北海道社会保障推進協議会(道社保協)は「保険料値上げを行わないために、あらゆる手だてを」と陳情書を提出。吉岡恒雄道社保協事務局長は趣旨説明で「道と国に財政安定化基金の積み増しを求め、国庫補助の要請を」と訴えました。

保険料値上げ案は日本共産党以外の賛成多数で可決され、道社保協の陳情は不採択となりました。

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多喜二の志継ぐ

小樽没後77年の「多喜二祭」

戦前、働く人々の幸福と平和のために活動し、特別高等警察によって虐殺された日本共産党員のプロレタリア作家・小林多喜二の没後77年の命日にあたる20日、小樽市奥沢墓地にある墓前で墓前祭がおこなわれました。

雪が舞うなか、道内各地や九州からの参加者など120人が参列し、赤いカーネーションを献花しました。

「音楽と講演の夕べ」講演する荻野教授

夜には小樽市民センター・マリンホールで「音楽と講演の夕べ」が開催され、300人を超える参加者を前に、ソプラノ歌手の清水紫さんが、多喜二を歌った自作の歌曲「赤き花燃ゆ」などを独唱し、昨年出版された岩波文庫・『小林多喜二の手紙』編者である荻野富士夫小樽商大教授が「『世界を思う心』と『女を思う心』―『小林多喜二の手紙』を編集して」と題して、多喜二の手紙などを紹介し、彼のなかでは愛する人への思いと社会変革の思いが統一されていた、と話しました。

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契約社員雇用更新へ

NTT東日本―北海道大門議員らに

NTT東日本―北海道(札幌市)が700人もの契約社員に、派遣社員として働くよう子会社のNTTテレマートに転籍を強要している問題で、日本共産党の大門みきし参院議員、はたやま和也党道政策委員長(参院選挙区候補)らは23日、NTT東日本―北海道とNTTテレマートの担当者に申し入れをおこないました。

NTT側は、転籍に同意しなかった契約社員に対しては3月末に雇い止めすることはせず、契約社員として雇用を更新することを検討していると表明、ほかにも「契約社員として働きたい」意思を示す社員がいれば同様の対応を検討していることを明らかにしました。

大門議員は雇い止めが嫌なら派遣になるしかないということ自体がすでに違法と強調、十分説明もせず退職を迫るのは不当労働行為の疑いがあると指摘しました。

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コラムコラム「清風」

「政治とカネ」に紛れて民主党のマニフェストに掲げられた衆院定数の削減が水面下で進んでいる。少数政党を締め出す民主主義の破壊法だ▼財界が後ろ盾になって民主・自民が競い合っている。80削減されると共産は4〜2議席、社民党は連立からも外されるとゼロとなる公算が高い▼国会は限りなく民・自の二大政党だけとなり、憲法改悪、消費税増税など、国民いじめの無法がまかり通る。退場させられた公明ばかりか自民も小選挙区で勝てる力は少ない▼「政治を変えたい」という思いは急速にしぼみ、政治不信へと向かう懸念も強い。今こそ“まやかし”を告発する時だ。先手必勝で定数削減NO! の運動を。猶予はもうない(俊)

「清田区新聞」10年02月28日付より