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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

核兵器のない世界願って

23日の南郷18丁目の早朝宣伝でのことです。

話が終わり片付け始めた頃に、一人の女性が私の前に歩み寄ってきました。

「非核の日本をつくろう」と書かれたのぼり旗を指さしながら、「あのう、攻められたときはどうするのか教えてもらえますか。忙しいところ悪いけれど」と、遠慮がちに聞いてきました。

核兵器を今使用したら人類そのものの存在が危うくなる。経済状況や国際社会のなかで北朝鮮は戦争などできる状況ではない。国会答弁でもあったように、日本が攻められる可能性は万万が一の確率だ。そして、国同士の争いごとは戦争ではなく、粘り強く平和外交で解決するのが、世界の流れだ。まるで今すぐにでも攻められるように宣伝するマスコミの批判も加えました。

一つ一つ頷いてくれました。

待ち合わせをしていた相方が見え、彼女はおじぎをして立ち去りました。

今年5月にニューヨークで開かれる、国連のNPT会議に向けて「核兵器廃絶」の署名行動も大詰めです。

国連NGOの新婦人の会は全国で200万、北海道で10万、そして清田区では平和部が中心となり、2000筆をめざし奮闘しています。

全国から集められた署名は、3月16日横浜港をたち船便でニューヨークにむかいます。

目標の2000筆まであと800筆、清田支部平和部員として頑張らねば――。

(2月24日記)

「清田区新聞」10年02月28日付より