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“人生いまが旬、生き生き元気に学び合おう”と9月26日、第13回北海道高齢者大会が札幌市北区民センターで開かれ、「北海道の高齢者は結束するとき」とし、民主党中心の政権下で後期高齢者医療制度をただちに廃止し、医療費無料復活を求めるアピールを採択しました。
全体会では300人を前に、伊藤たてお氏(難病支援ネット道代表)が記念講演。若年性アルツハイマー病の妻を献身的に介護する体験をふり返り、「介護者の健康・生活が確保されないと良い介護はできません。介護者の生活基盤を安定させるため、当事者が大いに声を上げ、改善をはかることです。人間の命がなによりも大事にされ、病気になった時に安心して暮らせる社会を築きましょう」と述べました。
講演に先立ち、美馬孝人実行委員長(北海学園大教授)があいさつ。「後期高齢者医療制度が廃止の方向に動いています。介護や社会保障などの要求を国や自治体にぶつける地道な運動をさらに大きくしましょう」と呼びかけました。
日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は27日朝、美しが丘の食品スーパー・フードD前で定例の街頭宣伝を行い、後援会員、支部員ら8人が参加しました。
マイクをとった吉岡氏は、総選挙での国民の選択で自公政権が退場し、鳩山内閣が成立したことは、日本の政治に前向きの変化を生み出したと指摘、「鳩山首相が国連で、核兵器で攻撃を受けた唯一の国として核兵器廃絶の先頭に立つ『責任』があると表明し、25%の二酸化炭素排出削減目標を明言したことを歓迎します」と述べ、「日本共産党は『建設的野党』として『良いことには協力、悪いことにはキッパリ反対』し、公約実現のためがんばります」と話しました。
また、鳩山政権下で国民の雇用やくらしを守り、福祉や教育の充実のためには国民の運動が重要だとし、「政府や自治体への働きかけ、署名運動などに旺盛に取り組みましょう」と呼びかけました。
日本共産党清田区委員会は、鳩山政権が成立したという新しい状況のもとで、雇用とくらしを守り、教育と社会保障の充実を求め、平和と民主主義を守るねがい実現のため、政府や自治体へ働きかける運動の先頭に立つことにしています。
区内の市民団体などと協力し、「労働者派遣法抜本改正」「学費負担軽減」「高齢者と子どもの医療費の無料化」「消費税増税反対・消費税減税」「後期高齢者医療制度の速やかな廃止」「『核兵器のない世界を―アピール』署名」などの署名活動を強化することにしています。
区委員会は、「しんぶん赤旗」読者、支持者の協力を呼びかけるとともに、地域や街頭での署名運動にも取り組むとし、「各種署名用紙は、日本共産党清田区活動センター(吉岡ひろ子事務所)に用意されていますので、ぜひご活用ください」と呼びかけています。
清田区革新懇は来年のNPT再検討会議に向けた核兵器廃絶の課題、総選挙の結果を踏まえた憲法9条擁護の課題などで9日、定例の宣伝署名活動を行います。
12時30分、西友清田店前集合です。
九条の会は11月、第8回憲法セミナーを旭川市で開催します。
今回のセミナーは、「憲法九条と戦争の記憶」というテーマで作家で九条の会呼びかけ人の大江健三郎氏と童話作家でエッセイストの加藤多一氏が講演します。
11月7日午後1時開会で会場は旭川トーヨーホテル(旭川市7条7丁目、Tel:0166-22-7575)。参加申し込みは九条の会(電話03‐3221‐5075、FAX03‐3221‐5076)が直接受け付けます。
資料等は最寄りの地域九条の会まで。
「無言館『祈りの絵』展」(札幌エスタ11階プラニスホール・一般800円・18日まで)に足を向けた。窪島誠一郎氏らが全国の遺族を訪問して蒐集した戦没画学生の遺作とともに遺品や手紙も展示されている▼出征直前まで、あるいは戦場でも絵筆を握り画業半ばで戦場に散った彼らの無念を思うと胸ふさがるる。故郷や妻や家族への思慕の念も作品や手紙に横溢する。ぜひみなさんも足を向けてみてほしい▼さて、文化の秋、スポーツの秋。自ら表現するも体を動かすもよし、また鑑賞、観戦するもよし。機会は目白押しだ。人が人である限り、それは欠くことができないものなのだから。(さ)
「清田区新聞」09年10月04日付より