Since 2007/03/08
ついこの間まで、アイスバーンに悩まされていた道路、厚別神社横の御料線を下ると、桜の花が舞っています。
散る桜に例え、戦火に散る若者を美化した流行歌もありましたが、樹齢百年以上という木もあり、桜はかなり長寿のようです。
4月から始まった後期高齢者医療制度、口に出すのもはばかれる別名長寿医療制度は、桜の木をむりやりにやせた土地に移植したり、枝を切ったりするようなものではないでしょうか。
そんな「非国民」のようなことをやった福田首相が、「桜を見る会」にいっていいました。「そりゃ、色々ありますよ。物価が上がるとかね。これはしょうがないことはしょうがないんで、耐えて工夫し、切り抜けていくことが大事。まあみなさま方のお幸せをお祈り申し上げて・・・・」
こんな血の通わないサイボーグのような感覚の人にいつまでも首相をさせておいてたまるものか!
27日投票の埼玉県議補欠選挙一人区での、共産党の勝利が国民の怒りを代弁してくれました。
私たち人間だって、桜にあやかりたい、いくつになっても花を咲かせ続けたい。
お年寄りの心の叫びをそこに見ました。
「清田区新聞」08年05月04、11日付合併号より