ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

除雪のこと

冬の夜、真夜中に聞こえる除雪車の音―。

札幌市では市内23カ所ある除雪の共同企業体による「マルチゾーン除雪」が行われ、清田区は南北2地域に分かれています。

約190の元請業者は入札によって夏、冬含め、1年間通して道路の管理を任されています。除雪だけではなかったんですね。

除雪費用は距離が基準ですが、地域によっても違います。市内でも雪の多い地域と清田区や南区のように雪の少ない地域では計算式が違うとのこと。生活道路の新雪除雪は、文字通り雪が降ってすぐ行う除雪ですが、基本夜中の12時出勤です。

除雪は市の仕事だけでなく、民間契約の仕事もあり、冬の間は家族との予定も、なかなか立てられないそうです。

最近、建設業界が作ったポスターには「私たちはエッセンシャルワーカー」と書かれています。「医療や介護とともに、私たちの日常生活に必要不可欠な仕事」。なるほど、そうですね。

警備員やダンプの運転手を除いても、札幌では約3000人の除雪従事者が冬の私たちのくらしを支えています。

新年度予算を審議する札幌市議会は3月30日までと長い会期です。なかなか地域での活動ができません。「春」を待ちわびながら、ともに頑張りましょう。

(3月8日 記)

「清田区新聞」21年3月14日付より

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