ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡弘子のホームページ
みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

ケーキ屋さん

9月8日は、母の99歳の誕生日、白寿を迎えました。

甘いものが大好きな母のために(自分が食べたいからでしょ?と言われそうですが)清田区の『ケーキ屋さん』にバースディケーキをお願いしました。

初夏のことですが、『ケーキ屋さん』が話していたことを思い出します。4月5日はお店を開いたら嫌がらせの電話や落書きがされ、期待していた「休業協力・感染リスク低滅支援金」は業種の関係で申請は却下され、中小企業や個人事業者向けの持続化給付金は、売り上げが昨年の5割減にならないため対象にはなりません。

「10月まで持ちこたえたら、クリスマスがあるので、何とか頑張れる」と、折れそうな気持ちを振り切るような笑顔でした。

昨日開かれた「コロナ対策特別委員会」(略)で、共産党の池田由美市議は、総務省の4月の労働力調査にふれ、休業者数が前年同月の177万人から597万人まで一気に増えていることを示し、地元企業を守るために前例にとらわれない予算の確保を求めました。

「ケーキだけど食べる?」と聴くと母は大きくうなずきました。「おいしい?」と聴くと、再度うなずき、3口4口食べました。

次は、やっぱりクリスマスケーキです。

(9月15日記)

「清田区新聞」20年9月20日付より

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