Since 2007/03/08
11日午後に発生した東日本大地震が日を追うごとに深刻な様相を新たにしています。
家屋の倒壊や津波の被害に加えて、原発の重大事故による放射能被害は人体にそして経済にどれほどの影響を及ぼすか、想像することすら恐ろしい状況です。
未だに屋根もないところに避難しているかたなど、50万人が避難生活をしています。
昨日夕方、上田市長に対して「被災者救援、市民の安全に関する緊急要望」を共産党市議団として提出し、私も参加しました。
副市長が対応しました。札幌市として現在水道、消防関係者を約70人派遣しているそうです。
救援期間は持参の食料がアルファ米、乾パン、水だけなので1週間が限度で交代する。札幌市のヘリコプター2機は、埋まった人も体温で見つけることのできる高度な機能を持ち合わせている。卸売市場ではすでに生鮮魚、野菜が品薄、高騰し、経済や観光など影響は深刻――ということなどを話していました。
13日から毎日取り組んでいますが、今日も西友前でお昼どきに救援募金活動に取り組みました。今までにない善意が肌に伝わってきます。
国道から私たちを見つけ、車を駐車場に入れてわざわざ募金を届けてくれた若者や中学生など、貴重な浄財をお財布から募金箱に投じてくれました。
大震災と原発事故が日本列島を襲っている今、党派を超えて救援、復興に当たるべき時です。まともな政策論戦の不可能な中での選挙はすべきではありません。なのに自民党も公明党も選挙の実施に賛成し、民主党政府は決行を決めました。
多くの矛盾を抱えながらの選挙の火ぶたが24日、知事選告示で切って落とされます。
(3月16日記)
「清田区新聞」11年03月20日付より