エッセイ「お元気ですか」
共に笑顔で
昨日は町内会の老人クラブ、東北野友の会の新年会があり、参加しました。会長のUさんは「こうしてみんなで会えることは本当に嬉しいことです。笑顔の一年になりますように」と優しい笑顔で挨拶されました。
ハーモニカや大正琴の演奏や民謡、演歌などの演目を楽しみながら、お弁当を頂き歓談。ミニボーリングやビンゴに興じました。
40人近い参加者のお一人おひとりを拝見すると、男性はラフないでたちの方が多いのですが、女性たちは皆さんブローチやネックレスを着けたりオシャレをしています。
明るい色のセーターを身につけ、「まだまだ89歳だから頑張るよ」と笑顔で話すKさんには、参加者みんなが刺激を受けました。
老人クラブの中には、学校の交通安全など地域のボランティアをしていた方、している方も少なくありません。また、殆どの方は何らかの病気とたたかいながら懸命に生きています。集まりを計画し、実際に進めた幹事の方々と参加した人達のコラボレーションによって、沢山のはじけるような笑顔があふれました。
札幌市は「敬老パスの改悪」に向けて、高齢者と現役世代を分断させるようなことを平気で行っていますが、高齢者も、子どもも、若者もみんなが共に笑顔でくらせる街をと心から願います。
(2025年1月14日 記)