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みんなが笑顔で暮らせる街に 日本共産党札幌市議会議員 吉岡弘子

エッセイ「お元気ですか」

胆振東部地震を忘れない

北海道胆振東部地震から9月6日で4年。里塚中央地域を歩くと新築された家屋も多く街並みは活気を取り戻し、休日にはポプラ公園で遊ぶ子どもたちが元気です。

先日何軒か訪問しました。ある方は「近所に引っ越してきた人たちはちゃんとあいさつに来てくれるよー」と、嬉しそうに話してくれました。気候変動もあって豪雨災害など激甚化しています。今冬の大雪も災害規模でした。

19年に183カ所に増えた「札幌市大規模盛土造成地」は、昨年度から安全性の簡易調査を実施し、今年度末にはマップに反映し公表の予定です。

阪神淡路大震災の時にはなかった個人への公的補償は、被災者のみなさんと超党派で取り組んだ国会内外の運動によって、98年5月に「被災者生活支援制度」が成立し、現在300万円が上限です。

この支援がどれだけ被災者のみなさんの背中をおしてくれたかはいうまでもありません。今後も住民、被災者のみなさんに寄り添った支援を続けたいと思います。

(9月5日 記)

「清田区新聞」22年9月11日付より

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